太原宇宙センター
分類:宇宙開発機関
名称:太原宇宙センター(Taiyuan Satellite Launch Center)
小分類:打ち上げ射場
国名:中国
所在地:山西省太原
設立年月日:1988年
太原(タイユワン)は中国に3ヵ所ある打ち上げ射場の中では最も小規模な施設で、極軌道への打ち上げに1988年から1990年にかけて長征4A型(CZ-4A)による4回の打ち上げが実施されました。その後しばらく打ち上げは途絶えていましたが、CALT(China Academy of Launch Vehicle Technology)がイリジウム移動通信衛星の打ち上げを受注、1997年から1998年にかけて長征2C型(CZ-2C)による低軌道への打ち上げが6回行なわれています。1999年からは長征4A/4Bの打ち上げが再開されています。
1.どのような組織になっているの?
第25基地という人民解放軍の基地名が与えられている太原打ち上げセンターは、酒泉打ち上げセンター(第20基地)、西昌打上げセンター(第27基地)、西安衛星追跡センター(XSCC/第26基地)とともに、国務院中央軍事委員会国防科学技術工業委員会中国衛星打上げ管制局の管轄下にあります。
2.地図上ではどの辺にあるの?
山西省の省都太原の南、太谷(タイクー)近郊にあります。正確な位置は北緯37度30分、東経112度36分で、打ち上げ傾斜角は99度です。
3.これまでに打ち上げたロケット、人工衛星は?
ロケットは、長征2C型(CZ-2C)、長征4A型(CZ-4A)、長征4B型(CZ‐4B)があります。
人工衛星は、風雲(FY)気象衛星、QQW磁気圏探査気球、イリジウム通信衛星、CBERSリモートセンシング衛星などがあります。
太原衛星発射センター
(taiyuan satellite launch center から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/29 00:37 UTC 版)
座標: 北緯38度50分55.32秒 東経111度36分28.52秒
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- 1 太原衛星発射センターとは
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