mistral (岡村孝子のアルバム)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > mistral (岡村孝子のアルバム)の意味・解説 

mistral (岡村孝子のアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/15 08:25 UTC 版)

mistral
岡村孝子スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ポップス
時間
レーベル ファンハウス
プロデュース Takako Okamura
Yukio Hiasa
チャート最高順位
  • 1位(オリコン
  • 1992年度年間35位(オリコン)
ゴールドディスク
岡村孝子 アルバム 年表
Chou-fleur 
(1991年)
mistral 
(1992年)
Ballade 
(1992年)
『mistral』収録のシングル
  1. ミストラル 〜季節風〜
    リリース: 1992年4月29日
テンプレートを表示

mistral』(ミストラル)は、岡村孝子の通算8枚目のオリジナル・アルバム1992年6月20日発売。発売元はファンハウス(現・ソニー・ミュージックレーベルズ)。

解説

  • 本作品発売時のインタビューでは「自分自身に風をおくりたかった」と発言している。なお、ミストラルとはフランス南東部に吹く地方風のこと。
  • 同年4月29日には15枚目のシングルとして「ミストラル 〜季節風〜」が先行リリースされた。第一生命のコマーシャルに出演、その撮影で訪れたフランスで「ミストラル 〜季節風〜」のプロモーション・ビデオが制作された。
  • その映像はシングル・ビデオとして同年7月17日に発売。2002年、デビュー20周年記念ベスト・アルバムDO MY BEST』初回生産限定盤でDVD化もされている。
  • 特徴として、それまで白紙に歌詞を記載しただけであったオリジナル・アルバムの歌詞カードが、カラー写真をふんだんに使用した仕様にグレード・アップされた点が挙げられる。
  • 初のウェディング・ソング「MARIAGE」は、翌年6月9日に発売された17枚目のシングル「フォーエバー・ロマンス」のカップリング曲としてシングルカットされた。
  • 全国のホールで「第一生命サウンドスペシャル OKAMURA TAKAKO CONCERT TOUR '92 " mistral "」(14会場18公演)が開催。
  • 2001年6月20日には、価格を改定したリニューアル盤が再発売された(規格品番:FHCF-2518)。

チャート成績

本作は1992年6月29日付けのオリコンチャートにて最高位1位を獲得、登場回数は13回で売り上げ枚数は43.7万枚となった[3]

前作『Chou-fleur』(1991年)に続いての第1位獲得となり、1992年のオリコン年間アルバムヒットチャートでは第35位となった。

4枚目のアルバム『SOLEIL』(1988年)から本作品までの計6作がチャート第1位となったことで、グループからソロに転身した女性シンガーソングライターの1位連続獲得枚数および獲得枚数が2008年時点で歴代1位となった。

また、総合でも安室奈美恵に次ぎ第2位となった(安室はSUPER MONKEY'S出身、岡村はあみん出身[4])。

収録曲

全作詞・作曲: 岡村孝子
編曲: 萩田光男 M-1・2・4・7 、田代修二 M-3・9 、清水信之 M-5・6・8
  1. 移ろいゆく想い(5:12)
  2. 昨日よりも、今日よりも 〜I love you more than yesterday〜(5:41)
    • タイトルはバーバラ・アン・キッパーの著書を翻訳する仕事中、心にとまったフレーズから[5]
  3. Heartbreak(5:27)
  4. MARIAGE(5:46)
    • 17枚目のシングル「フォーエバー・ロマンス」のカップリング曲
    • タイトルはフランス語(英語の「MARRIAGE」はRが1つ多い)
  5. ミストラル 〜季節風〜(Album Version)(4:59)
    • 15枚目のシングル。
  6. プロローグ(5:21)
  7. 告白(6:09)
    • セレクション・アルバム『Ballade』誕生のきっかけとなった曲。ただし、『Ballade』には収録されていない。
  8. さかまく未来(5:21)
  9. ミッドナイト・ブルー(5:31)

関連作品

脚注

  1. ^ 日本レコード協会 認定作品 1992年6月度認定作品の閲覧。 2023年4月23日閲覧
  2. ^ 2003年6月度までの旧基準。最低累計正味出荷枚数40万枚以上の作品に適用。
  3. ^ WHAT's IN? 1993, p. 6- 「SELF LINER NOTES '92 〜1992年のBEST50CD全曲解説〜」より
  4. ^ 2007年より活動再開し、同年大晦日の『第58回NHK紅白歌合戦』に出演した。
  5. ^ 翻訳原作名は『14,000 things to be happy about』。セレクション・アルバム『After Tone III』歌詞カードに掲載のライナーノーツ参照。

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「mistral (岡村孝子のアルバム)」の関連用語

mistral (岡村孝子のアルバム)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



mistral (岡村孝子のアルバム)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのmistral (岡村孝子のアルバム) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS