liable
別表記:ライアブル
「liable」とは、「責任がある」「義務を負うべき」といった法的な責任を負う場合の意味や「~しがちな」「~しやすい」といった好ましくないことに関して用いられる英語表現である。
「liable」に似た英語表現の1つに、「Reliable」があげられる。「Reliable」は「信頼性のある」や「頼もしい」といった意味で使われている英語表現なので、「liable」と区別して覚える必要がある。
また「liable」を「~しがち」の意味で使う場合の類語には、「apt」や「likely」があげられる。同じ「~しがち」という意味でも、「apt」は「When people are young, they are apt to overdo themselves.(若い時は無理をしがち)」のように「傾向」を表す「~しがち」の意味で使われている。一方「likely」は「可能性」を意味する表現で、「~しそうである」と言い換えることもできる。また「liable」は「危険な傾向」を表すときに使われる表現である。例えば「Difficulties are liable to occur.(面倒なことが起こりがちである)」のように使われる。
「liable to」は「liable for」の形でも使われ、「責任を負う」「責任があって」の意味を持つ。また契約書などでも使われることが多い表現でもある。例えば「the company shall not be liable for any damages(当社はいかなる損害についても責任を負わないものとする)」や「the liquidator is liable to compensate(清算人は賠償責任を負う)」などの形で使われる。
「be liable to do」とは、「~しがちである」もしくは「~する義務がある」の意味で使われる英語表現である。使い方には「She is liable to get sick(彼女は体調を崩しがちである)」や「We are liable to pay taxes(私たちには納税する義務がある)」などの例文があげられる。
「hold liable」とは、「責任を問われる」を意味する英語表現である。例えば「hold liable by virtue of(~の理由で責任を問われる)」や「hold a company liable for(企業に~の責任を負わせる)」といった使い方がある。
「reliable」は「rely」に「-able」とつけて、「頼れる」「信頼できる」の意味で使われる英語表現である。「liable」と「reliable」は似ているが語源や意味が異なっているので、混同しないように区別して覚える必要がある。
・He is liable for all costs.
彼には全ての費用を負担する責任がある。
・They are liable to pay compensation.
彼らは損害賠償を支払う義務がある。
・People are liable to make mistakes when they are sleep deprived.
寝不足になると人はミスしがちである。
・He's liable to get angry.
彼は腹を立てやすい。
「liable」とは、「責任がある」「義務を負うべき」といった法的な責任を負う場合の意味や「~しがちな」「~しやすい」といった好ましくないことに関して用いられる英語表現である。
「liable」とは・「liable」の意味
「liable」は、負債や損害に対する支払い義務など、何らかの法的な責任を負う場合に「責任がある」や「義務を負うべき」、「~を免れない」といった意味で使われる英語表現である。また好ましくないことに対して使われる表現として「~しがちな」や「~しやすい」の意味でも使われている。ほかにも「(病気などに)かかりやすい」という意味もある。覚え方としては「法的に縛られ(lia)うる(-able)=法的責任がある」というイメージのほか、「雷(らい)は棒に落ちやすいので責任のある避雷針」や「LINEはブルーになるほど夢中になりがちなもの」などの語呂合わせがある。「liable」に似た英語表現の1つに、「Reliable」があげられる。「Reliable」は「信頼性のある」や「頼もしい」といった意味で使われている英語表現なので、「liable」と区別して覚える必要がある。
「liable」の発音・読み方
「liable」における発音記号は、「láiəbl」である。カタカナだと「ライアブル」と表記される場合が多いが、「ラァィアブル」と表記したほうが実際の発音に近い。「liable」の語源・由来
「liable」における語源は、ラテン語の「ligare(縛る)」である。この「ligare」は「法的義務に縛られる」ことを意味しているので、そこから「義務・責任がある」の意味で使われるように変化した。「liable」の類語
「liable」と同じように「責任がある」と訳される英語表現の1つに「responsible」があげられる。日本語だと同じ「責任がある」となるが、「liable」は法的責任のみを表しているのにたいし、「responsible」は法的責任に加えて道義的な責任も含んでいるという違いがある。例えば契約書などで法的責任について記述する時は、「liable」が使われる場合が多い。また「liable」を「~しがち」の意味で使う場合の類語には、「apt」や「likely」があげられる。同じ「~しがち」という意味でも、「apt」は「When people are young, they are apt to overdo themselves.(若い時は無理をしがち)」のように「傾向」を表す「~しがち」の意味で使われている。一方「likely」は「可能性」を意味する表現で、「~しそうである」と言い換えることもできる。また「liable」は「危険な傾向」を表すときに使われる表現である。例えば「Difficulties are liable to occur.(面倒なことが起こりがちである)」のように使われる。
「liable」の派生語
「liable」の派生語には、「liability」があげられる。「liability」は「(法的な)責任」「債務」といった意味を持つ名詞である。「liable」を含む英熟語・英語表現
「liable to」とは
「liable to」は「liable for」の形でも使われ、「責任を負う」「責任があって」の意味を持つ。また契約書などでも使われることが多い表現でもある。例えば「the company shall not be liable for any damages(当社はいかなる損害についても責任を負わないものとする)」や「the liquidator is liable to compensate(清算人は賠償責任を負う)」などの形で使われる。
「be liable to do 」とは
「be liable to do」とは、「~しがちである」もしくは「~する義務がある」の意味で使われる英語表現である。使い方には「She is liable to get sick(彼女は体調を崩しがちである)」や「We are liable to pay taxes(私たちには納税する義務がある)」などの例文があげられる。
「hold liable」とは
「hold liable」とは、「責任を問われる」を意味する英語表現である。例えば「hold liable by virtue of(~の理由で責任を問われる)」や「hold a company liable for(企業に~の責任を負わせる)」といった使い方がある。
「liable」に関連する用語の解説
「reliable」とは
「reliable」は「rely」に「-able」とつけて、「頼れる」「信頼できる」の意味で使われる英語表現である。「liable」と「reliable」は似ているが語源や意味が異なっているので、混同しないように区別して覚える必要がある。
「liable」の使い方・例文
「liable」には、以下のような例文があげられる。・He is liable for all costs.
彼には全ての費用を負担する責任がある。
・They are liable to pay compensation.
彼らは損害賠償を支払う義務がある。
・People are liable to make mistakes when they are sleep deprived.
寝不足になると人はミスしがちである。
・He's liable to get angry.
彼は腹を立てやすい。
- liableのページへのリンク