jump seatとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > jump seatの意味・解説 

ジャンプ‐シート【jump seat】

読み方:じゃんぷしーと

自動車飛行機折り畳み式補助席


ジャンプシート

(jump seat から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 10:10 UTC 版)

ドアの右側に折りたたまれたジャンプシート(エアバスA320

ジャンプシート英語: jump_seat or jumpseat[1]は、航空機の場合は、離着陸時に客室乗務員が利用する補助シートを指す[2][3]バスなどの補助座席、あるいは観光バスなどのバスガイド乗務員のガイド席などもある。ジャンプシートという用語は馬車に由来し、自動車タクシー消防車など邪魔にならないように折りたたむことができるあらゆるタイプの車両のシートを指している。

航空機の場合

ジャンプシートは、正式にはオーグジュアリ・クルー・ステーション(英語: auxiliary crew stations)と呼ばれ、フライトデッキに配置されることもある。コックピットでは、航空機を操縦していない人のためにジャンプシートが用意されている。パイロット訓練生、別の空港へ移動する非番の乗務員(デッドヘッド)、政府関係者(連邦航空局職員など)、または航空会社のスタッフが含まれる場合がある。

客室ジャンプシートは、特に離着陸時に客室乗務員によって使用される。通常、ジャンプシートは非常口の近くに配置され、客室乗務員が緊急時の脱出のために素早く出口を開けることができるようになっている。また、使用していない時は折りたたんで収納し、通路や作業スペースを確保する。

コックピットにジャンプシートがない機体もあれば、1つまたは2つある機体もある。ほとんどの旅客機では、オブザーバー席にはオーディオセレクターパネルがあり、オブザーバーはフライトコミュニケーションの監視、参加することができる[4]。 各ステーションには酸素マスクが備え付けられている。航空会社の機材構成や客室乗務員の人数によって、独立した座席または折りたたみ式の座席のジャンプシートが追加されることがある。客室に乗客用の座席がない場合、非番のスタッフ (または別の航空会社の従業員など) がどちらかのタイプのジャンプシートを使用することがある(ジャンプシーティングと知られている慣習)。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件以降、フライトデッキのセキュリティ要件が強化されたため、ジャンプシートの使用が許可される人の制限も厳しくなっている。

ギャラリー

関連項目

脚注

外部リンク


「jump seat」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「jump seat」の関連用語

jump seatのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



jump seatのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジャンプシート (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS