interrupt
「interrupt」とは、中断する・妨害する・割り込むを意味する英語表現である。
「interrupt」とは・「interrupt」の意味
「interrupt」とは、主に「中断する」「妨害する」「割り込む」「遮る」「割って入る」「(話などの)腰を折る」を意味する英語表現である。品詞としては動詞または名詞であり、「中断させる」という他動詞、「中断する」という自動詞、「中断」という名詞としての用法がある。また「interrupt」は処理を中断するというコンピュータ用語であり、「interrupt request(割り込み要求)」「issue an interrupt(割り込みを発生させる)」のような表現がある。「interrupt」の覚え方としては、「interrupt」を語根に分けて、「inter(相互に、間に入って)」「rupt(切断する)」というそれぞれの意味を理解すると、「何かに割って入りながら中断させる」というイメージで覚えやすくなる。同じ「rupt」の語根を持つ英単語には「abrupt(突然の)」「erupt(勃発する、噴火する)」などがある。
「interrupt」の発音・読み方
「interrupt」の発音記号は「ìntərʌ'pt」であり、アクセントは「ru」の位置に置かれる。日本語で表記すると「インタァラァプトゥ」のような音になる。「interrupt」の語源・由来
「interrupt」の語源は、ラテン語の「interrumpere(法的権利を妨害する)」であり、15世紀ごろからは「(音声などに)割り込む、動作を乱す」という意味で使用されてきた。要素に分解するとラテン語の「inter(間に)」「rumpo(壊す)」に分けることができ、印欧語根「Hrewp-」に由来する言葉である。「interrupt」の活用変化一覧
動詞「interrupt」の活用変化は、三人称単数現在形が「interrupts」、過去形・過去分詞が「interrupted」、現在分詞が「interrupting」となる。「interrupt」を含む英熟語・英語表現
「sorry for interrupting」とは
「sorry for interrupting」とは、「じゃましてすみません」という意味の英語表現である。「Sorry for interrupting your work.(仕事の邪魔をしてすみません)」のように使用する。主に、相手の作業を中断させて、用件はもう終わったという状況で使用する言い回しである。
「sorry to interrupt」とは
「sorry to interrupt」とは「中断させてすみませんが」「お話し中失礼します」と言うときのフレーズで、ビジネスでも日本語の「お忙しいところ恐縮ですが」のように用いる。「Sorry to interrupt, but I need your advice.(忙しいところ申し訳ないが、君のアドバイスがほしい)」のように使用する。前述の「sorry for interrupting」と違って、相手に声をかけ、これから本題に入る(まだ話が続く)という状況で使用する言い回しである。
「interrupt me」とは
「interrupt me」とは、「私の邪魔をする」という意味の英語表現である。「Please feel free to interrupt me if you have any questions.」という言い方で、「質問があれば(話の途中でも)ご自由に言ってください」のように表現できる。否定文では「Don't interrupt me while I am talking.(話の邪魔をしないでくれ)」という使い方もある。
「interrupt」に関連する用語の解説
「interrupters」とは
「THE INTERRUPTERS(ジ・インタラプターズ)」は、2012年ロサンゼルス結成のスカパンクバンドである。フロントを務めるエイミー・アレンはリー・ペリーやジミー・クリフ作品にも参加しており、これまで発表したアルバムには「FIGHT THE GOOD FIGHT(2018年)」「In The Wild(2022年)」などがある。
「interruptible」とは
「interruptible」とは、「中断可能な」「割り込み可能な」という意味の形容詞で、コンピュータ用語でもある。「interruptible」は「interrupt(中断する)」と「ible(可能な)」の語に分けることができ、「interrupt」の語源はラテン語の「interrumpere(分離させる)」、「ible」の語源はラテン語「ābilis」である。「interruptible」の対義語は「uninterruptible」であり、「uninterruptible power source(無停電電源)」のように使用する。
「interruption」とは
「interruption」とは、「中断」「妨害」「不通」を意味する名詞である。「interruption」は「interrupt(中断する)」と「ion(こと、もの)」の語に分けることができ、「interrupt」の語源はラテン語の「interrumpere(分離させる)」、「ion」の語源は古フランス語の「ion」やラテン語「io」に由来する。
「interrupt」の使い方・例文
「中断される」という言い方では、「issued an apology after coverage of the match was interrupted.(試合中継が中断されたことを受け、謝罪した)」「celebrate Christmas Eve as power cuts interrupt Holy Mass.(クリスマス・イブを祝うが、停電のため聖なるミサは中断された)」のように用いる。「中断する」という使い方では「She will interrupt annual stay in Scotland so she can hold an audience with the incoming new prime minister(彼女はスコットランド滞在を中断し、次期新首相に謁見する予定です)」のように使用する。
「邪魔をする」「妨害する」という表現では、「The situation escalated when the men began shouting and interrupting her as she was reading.(男たちが怒鳴り始め、彼女が本を読んでいるのを邪魔するようになり、状況はエスカレートした)」「Singing players interrupt news conference.(歌っている選手が記者会見を妨害)」のように用いる。
「割り込む」という言い方では、「How do you teach your children not to interrupt each other during conversation?(会話に割り込まないよう、どのように子どもに教えるか?)」のような表現がある。
コンピュータ用語の「割り込む」という意味では、「User Interrupts are events that can be delivered directly to userspace without a transition through the kernel.(ユーザー割り込みは、カーネルを経由せずにユーザースペースに直接配信できるイベントだ)」のように表現する。
インタラプト
インタラプトとは、ただいま実行されている処理を、一時的に中断して、より優先される別の処理を行うことである。
外部装置からのデータ転送要求などのように、優先順位の一層高い処理要求が発生すると、CPUは実行している最中のプログラムを一時退避させ、インタラプトを要求をした装置に応じる処理プログラムを実行する。インタラプト処理が終了すると、中断したプログラムの処理が中断されたところから再開される。あるいは、インタラプトを要求した処理が実行中の処理よりも優先度が低い場合は、実行中の処理が終了するまでインタラプトを待機させる。
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