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アスファルトコンクリート [9] 【asphalt concrete】


アスファルトコンクリート

別名:あすふぁるとこんくりーと
【英】:asphalt concrete

粗骨材細骨材、およびフィラーアスファルト加熱混合した混合物、またはこれを締固めたもの、一般に細骨材フィラー質量が全骨材質量50%以下の混合物をいうことが多い。アスコンと略称することもある。なお、製鋼スラグのアスファルトコンクリート骨材への適用は、スラグ耐摩耗性特質により、耐わだち掘れに顕著効果を示す。

アスファルト混合物

(asphalt concrete から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/08 05:21 UTC 版)

アスファルト混合物(アスファルトこんごうぶつ)は、主に道路のアスファルト舗装の表面に使われている複合材料である。アスファルトコンクリートアスファルト合材(アスファルトごうざい)ともよばれる。粒砕石などの骨材とフィラーに石油アスファルトを混合したもので構成される。舗装の施工では、路床・路盤・基層・表層のうち、その上層部を構成する基層および表層に用いられるとともに上層路盤にも用いられることもあり[1]、平坦に敷かれてローラーなどで締め固められる。


注釈

  1. ^ アスファルト混合物中に含まれるアスファルトの質量比率のことをアスファルト量(英語: asphalt quantity )と呼び、混合物の全質量に対してアスファルトが占める質量を百分率 (%) で表される[5]
  2. ^ 岩石や玉石を破砕したもの[9]
  3. ^ 砕石、玉砕を製造するときに発生する破砕材をふるいにかけて、粒径2.36ミリメートル以下に選別した砂粒などの部分のこと[9]。品質管理上、シルト粘土を含まないことが重要となる[9][11]
  4. ^ ストレートアスファルトに、溶剤として揮発性の石油を常温で混ぜ合わせて液状にしたアスファルトのこと[18]。性質として使用前に溶剤が分離せず凝固を生じない[18]。溶剤が揮発することにより硬化が始まり、強度が増す特徴を持つ[19]。常温混合物のバインダーとして利用される[19]
  5. ^ 道路交通で劣化したアスファルト舗装面に局所的に開いた、径10 - 100センチメートルほどある穴のこと[20][21][22]
  6. ^ 各種アスファルト混合物の粒度範囲(合成粒度)は、混合物に占める19ミリメートル以下の範囲の骨材粒度のうち、0.075、0.15、0.3、0.6、2.36、4.75、13.2、19ミリメートルの各段階におけるふるい目通過量および、その通過質量の使用割合 (%) の関係を、それぞれ横軸と縦軸の積算値でグラフ化した粒度曲線にて表したもので、粒度の分布によって混合物の種類が分類されている[24]
  7. ^ このようなアスファルト混合物の不連続になっている粒度のことをギャップ粒度(英語:gap-grading )と呼んでいる[33]
  8. ^ たわみ性を向上させた、骨材飛散抵抗性に強いポリマー改質アスファルトH型-Fが用いられる[17]

出典

  1. ^ 宮川豊章・岡本亨久・熊野知司 2015, p. 131.
  2. ^ a b c d e 峯岸邦夫 2018, p. 92.
  3. ^ a b 用語について”. 日本アスファルト合材協会. 2019年11月4日閲覧。
  4. ^ 土木図解辞典編集委員会編著『土木図解辞典』彰国社、1999年8月10日、140頁。ISBN 4-395-10020-1。表4-1-17 「カラー舗装の種類」の材料等の欄を参照。
  5. ^ 藤田圭一監修 1993, p. 187 「アスファルト量(アスファルトりょう)」
  6. ^ a b c アスファルト混合物の素材”. 日本アスファルト合材協会. 2019年11月4日閲覧。
  7. ^ a b c d 峯岸邦夫 2018, p. 108.
  8. ^ a b c 峯岸邦夫 2018, pp. 108–109.
  9. ^ a b c d e f g h i 宮川豊章・岡本亨久・熊野知司 2015, p. 133.
  10. ^ 峯岸邦夫 2018, pp. 92, 108–109.
  11. ^ a b c d 青山咸康・服部九二雄・野中資博・長束勇編 2003, p. 84.
  12. ^ a b c d e f g 6-1 アスファルト混合物とは?”. 日本アスファルト協会. 2019年11月4日閲覧。
  13. ^ a b c d e f 宮川豊章・岡本亨久・熊野知司 2015, p. 134.
  14. ^ a b c d 青山咸康・服部九二雄・野中資博・長束勇編 2003, p. 83.
  15. ^ アスファルト混合材の素材”. 日本アスファルト合材協会. 2019年11月4日閲覧。
  16. ^ 宮川豊章・岡本亨久・熊野知司 2015, p. 129.
  17. ^ a b c d e 宮川豊章・岡本亨久・熊野知司 2015, p. 130.
  18. ^ a b 石井一郎ほか 2003, p. 87.
  19. ^ a b 井町弘光「カットバックアスファルト」 (PDF) 『アスファルト』第26巻 第136号、社団法人日本アスファルト協会、1983年7月、28頁。
  20. ^ a b c d e f g h i j k l 用語集”. フジタ道路. 2019年11月6日閲覧。
  21. ^ 寒地道路保全チーム「積雪寒冷地の道路舗装の損傷について」 (PDF) 『寒地土木研究所月報』No.714、国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所、2012年11月、52頁。
  22. ^ 丸山記美雄・安部隆二・熊谷政行「融雪期に発生する舗装のポットホールの実態と発生メカニズムの検討」 (PDF) 『寒地土木研究所月報』No.730、国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所、2014年3月、2 - 13頁。
  23. ^ a b c 道路保全技術センター道路構造物保全研究会編 2010, pp. 46–47.
  24. ^ 宮川豊章・岡本亨久・熊野知司 2015, pp. 132–133.
  25. ^ a b c d e f g h i j k 6-3 一般的に使用されるアスファルト混合物”. 日本アスファルト協会. 2019年11月4日閲覧。
  26. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s アスファルト混合物の種類と特長”. 日本アスファルト合材協会. 2019年11月4日閲覧。
  27. ^ a b c d e 宮川豊章・岡本亨久・熊野知司 2015, p. 132.
  28. ^ 藤田圭一監修 1993, p. 216 「密粒度アスファルト混合物(みつりゅうどアスファルトこんごうぶつ)」
  29. ^ 藤田圭一監修 1993, p. 206 「粗粒度アスファルト混合物(そりゅうどアスファルトこんごうぶつ)」
  30. ^ 藤田圭一監修 1993, p. 199 「細粒度アスファルト混合物(さいりゅうどアスファルトこんごうぶつ)」
  31. ^ a b 藤田圭一監修 1993, p. 191 「開粒度アスファルト混合物(かいりゅうどアスファルトこんごうぶつ)」
  32. ^ a b c d e f 宮川豊章・岡本亨久・熊野知司 2015, p. 135.
  33. ^ 藤田圭一監修 1993, p. 194 「ギャップ粒度(ギャップりゅうど)」
  34. ^ 藤田圭一監修 1993, p. 216 「密粒度ギャップアスファルト混合物(みつりゅうどアスファルトこんごうぶつ)」
  35. ^ a b 藤田圭一監修 1993, pp. 199–200 「細粒度ギャップアスファルト混合物(さいりゅうどギャップアスファルトこんごうぶつ)」
  36. ^ 藤田圭一監修 1993, p. 199 「再生加熱アスファルト混合物(さいせいかねつアスファルトこんごうぶつ)」
  37. ^ 宮川豊章・岡本亨久・熊野知司 2015, pp. 130, 135.
  38. ^ a b アスファルト混合物の紹介”. 日本アスファルト合材協会. 2019年11月4日閲覧。
  39. ^ a b c d 低炭素(中温化)アスファルト混合物”. 日本道路建設業協会. 2019年11月7日閲覧。
  40. ^ a b 中温化アスファルト混合物”. 佐藤渡辺. 2019年11月7日閲覧。
  41. ^ a b c d e f g h i j 道路保全技術センター道路構造物保全研究会編 2010, pp. 86–87.
  42. ^ a b c d e f 道路保全技術センター道路構造物保全研究会編 2010, p. 88.
  43. ^ a b 道路保全技術センター道路構造物保全研究会編 2010, p. 89.
  44. ^ 大粒径アスファルト舗装”. 大林道路. 2020年1月6日閲覧。
  45. ^ a b c d e f g h i j k 青山咸康・服部九二雄・野中資博・長束勇編 2003, p. 85.
  46. ^ 道路保全技術センター道路構造物保全研究会編 2010, p. 90.
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  49. ^ a b c 宮川豊章・岡本亨久・熊野知司 2015, p. 140.
  50. ^ a b 道路保全技術センター道路構造物保全研究会編 2010, p. 93.
  51. ^ a b 宮川豊章・岡本亨久・熊野知司 2015, p. 141.
  52. ^ a b 宮川豊章・岡本亨久・熊野知司 2015, p. 137.
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  54. ^ 藤田圭一監修 1993, p. 214 「ホイールトラッキング試験(ホイールトラッキングしけん)」
  55. ^ a b c d e 峯岸邦夫 2018, p. 116.
  56. ^ a b 峯岸邦夫 2018, pp. 116–117.
  57. ^ a b アスファルト混合物の製造設備/再生骨材製造設備”. 日本アスファルト合材協会. 2019年11月4日閲覧。
  58. ^ a b 7-1 製造工場(アスファルト混合所)”. 日本アスファルト協会. 2019年11月4日閲覧。
  59. ^ a b 宮川豊章・岡本亨久・熊野知司 2015, p. 136.
  60. ^ a b c d e 峯岸邦夫 2018, p. 136.
  61. ^ a b c d 8-3 表基層の施工”. 日本アスファルト協会. 2019年11月4日閲覧。
  62. ^ a b c 峯岸邦夫 2018, pp. 114–115.
  63. ^ 峯岸邦夫 2018, p. 110.
  64. ^ アスファルト混合物の施行例”. 日本アスファルト合材協会. 2019年11月4日閲覧。
  65. ^ a b c 峯岸邦夫 2018, p. 139.
  66. ^ 峯岸邦夫 2018, p. 90.
  67. ^ 峯岸邦夫 2018, p. 98.
  68. ^ a b 峯岸邦夫 2018, p. 104.
  69. ^ 峯岸邦夫 2018, p. 93.
  70. ^ a b 7-2 環境への取り組み”. 日本アスファルト協会. 2019年11月4日閲覧。


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