WINちゃん
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「WIN (テレビ番組)」の記事における「WINちゃん」の解説
アヒルの人形のリポーター。世界各国を駆け巡る脳天気なキャラクターでキャッチコピーは「世界を股に掛ける脳天気野郎」。一人称は「私」で口癖は「なんですと!!」。また喋りは基本的に敬語である。彼が出演する時のナレーション及び声は垂木勉が担当(「なんですとツトムくん」名義)。眉と目のパーツをつけ替えることで、笑顔やビックリ顔、寂しげな様子の顔、裏話を暴露する時は不気味な顔になるなど様々な表情を見せることができ、それらはキャラクターグッズのイラストでも採用された。イワヤから発売されていた電動ぬいぐるみ「わんぱくダッキー」に手を加えた物で、眉毛とオリジナルデザインのシャツがつけ加えられている。ぬいぐるみの限定販売の際は「海外で詐欺に遭い多額の借金を背負ってしまったWINちゃんを救うため、彼の兄弟6000体が里親を捜してその引き受け料で返済する」という設定で、購入者には特典として「里親証明書」が発行された。 1997年1月2日に放送された正月恒例の『第73回箱根駅伝』では、番組プロデューサーにレース前に中継車の便乗をすることを交渉したがあっさりと拒否された。それを受けて予め用意しておいた賄賂を差し出すとプロデューサーは態度を一変、見事交渉に成功し、中継1号車の助手席(厳密にはダッシュボード)に乗り込んだ。 1997年3月の番組リニューアル直前回では、死神に騙されて写真の真ん中に入らされ、魂を抜かれてしまった。死に装束を纏って昇天する前に「死んでも死にきれませ〜ん!!」というコメントを残したが、リニューアルと同時に「サイボーグWINちゃん」として復活。以前の記憶のフラッシュバックに苦しみながらもリポーター業を続けていたが、次第に出番が減って設定もウヤムヤになっていった。そして最終回では美しい白鳥の姿に変わり、トレードマークのシャツを脱ぎ捨てて飛び立っていった。番組の終了後も同系列局日曜夕方枠で放送されていた番組『THE独占サンデー』にリポーターとして登場したほか、『中井正広のブラックバラエティ』でもセットの中に置かれていた。出演者の稲垣は、このWINちゃんのことは番組全期間を通してあまり好きではなかったらしく、同志とともに「WINちゃん反対同盟」を旗揚げするほどであった。
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