WIN開始の背景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 06:28 UTC 版)
「CDMA 1X WIN」の記事における「WIN開始の背景」の解説
KDDIと沖縄セルラー電話の各auブランドは、NTTドコモに次いで日本で2番目の第三世代携帯電話であるCDMA 1X(CDMA2000 1x MC方式)を開始した。高速・低価格が特徴であったが、最大通信速度は144Kbpsに限られ、大容量データの配信にはさらなる高速化・効率化が必要であった。また、通信機能の発達によりデータ通信を多用するユーザーが増え、データ通信定額制も求められていた。そのため、KDDIと沖縄セルラー電話は、auブランドで2003年11月28日に日本初の第3.5世代携帯電話(CDMA2000 1x EV-DO Rel.0方式)である、CDMA 1X WINを開始した。 定額制の対象は、端末単独でEZwebやEメールを利用する場合であり、パソコンや携帯情報端末に繋げて利用するデータ通信が定額となるのは、トラフィック制御機能を備えた一部の機種に限られる。 WINの名称は「We Innovate the Next」の略であり、他にはキャリア、ユーザー、コンテンツプロバイダ、端末納入メーカーなどの「WIN-WIN」の関係を築く、「ドコモにWIN(勝利する)」等の意味も込められているとされる。
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