WIPO事務局長選挙
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WIPOでは、事務局長であったカミール・イドリスの年齢詐称問題のため、予定を繰り上げ、2008年に次期事務局長選挙を行った。2008年2月5日、日本国政府は、WIPO執行役部長の高木を日本からのWIPO事務局長候補とすることを決定した。日本からのWIPO事務局長への立候補は、植村昭三(元WIPO事務局次長)に次いで2人目となる。 選挙は高木を含む15名が立候補を届け出る混戦となったが、5月13日に83ヶ国で構成するWIPO調整委員会で行われた選挙により、事務局次長であったフランシス・ガリが次期事務局長に選出された。高木は4位の得票数を獲得した。選挙での高木への支持を反映して、2009年には、フランシス・ガリ新事務局長の7人の幹部の一人として、2014年までの5年間の任期で、事務局長補 (Assistant Director General) に任命された。2014年再任、2020年退任。知的財産制度のインフラ構築を推進した。
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