W.I.N.R.
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 05:00 UTC 版)
「ウルトラマンパワード」の記事における「W.I.N.R.」の解説
W.I.N.R.(ウィナー)は、Worldwide Investigation Network Responseの略で、軍隊や警察では解明できない怪現象や怪獣・異星人による怪事件などの調査・解決のために国連指揮の下で設立された特別捜査ネットワーク機関(国際特別機構)。 その運営は各国からの基金で成り立っており、世界各国に支部が点在する。基本的に調査・研究機関であるため、怪獣対策時も第一に人命・共有財産保護を目的とし可能ならば怪獣を保護する場合もある。 しかしここ数年怪獣出現が頻発し、W.I.N.R.は有害巨大生物の出現に伴い、防衛力も強化されたため、対怪獣戦を主任務とした組織というイメージが強くなっている。時には各国の軍隊と共同作戦の展開なども行うが、W.I.N.R.の方針上、軍からの命令には拒否権を持ち、国家間戦争には決して介入しないことになっている。 組織のマークは『ウルトラマン』の科学特捜隊と同様、星に矢羽を付けたようなデザインになっている。 企画当初ではSUIT(スーツ・Scientific Ultimate Investigation Troopの略)という科学特捜隊であった。 アメリカ支部基地 本編の舞台で、劇中では本部と呼称される。アメリカ南西部、カリフォルニア州ロサンゼルス郊外に位置する。 曲線を多用した銀色の巨大戦闘要塞で、最新の耐火・耐震設計が施されているため非常に頑強でレーザー砲・ミサイル砲各種も設置されている基地中央のメインルームには世界最先端のスーパーコンピューターを設備している。基地の中枢となる中2階部分のコマンドルームは大規模な空間で、多数のモニターやコントロールパネル、軍のものを超える高度な研究システムやレーダーを備え、他にも隊員たちの私室やメディカルルーム、科学室なども基地内部に置かれている。スカイハンターの格納庫や、ストライクビートルを直接発進させるリフトは基地の傍らの地下に存在する。 長く本編の舞台であったが、最終話の冒頭にて、宇宙から降ってきたゼットンの繭が直撃、破壊された。その後、ウルトラマンパワードのメガ・スペシウム光線を反射し、大爆発を起こし、完全に壊滅した。
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