『ウルトラマンパワード』に登場するペスター
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『ウルトラマンパワード』第10話「二人の英雄」(米国版サブタイトル:DEADLY STARFISH)に登場。玩具などではパワードペスターと称される。 地底断層の油脈から生まれたヒトデ状の怪獣で、石油を常食としており、それが体内に充満している点も同じであるが、体表は無数の吸盤で覆われており、顔も甲殻類の顎が変化したような形状になっており、外殻で覆っている。通常は左右の体を閉じて頭部を守るヒトデが直立したような形態で海底を移動しており、オイルを摂取する際には油脈を使って地中を移動しながら、アントニオ湾石油会社の油田パイプラインや化学工場、海上プラントを次々と襲う。体温がかなり高く、液体窒素弾の炸裂によるダメージを受けないうえ、弾力の高さゆえにパンチやキックが効かない。また、体内の石油を引火させることによって口から紅蓮の高熱火炎を放射する。 ウルトラマンパワードとの戦いでは、体内のオイルに引火すれば大爆発することへの懸念からパワードを苦戦させるが、誘爆しないように身体の先端部を狙ったストライクビートルの攻撃で怯んだ隙に高空へ投げ飛ばされ、メガ・スペシウム光線で花火のように爆破された。 W.I.N.R.のデータベースに記録があるため、劇中でもペスターと呼ばれる。 デザインは前田真宏。顔はエビやカニなどの甲殻類をモチーフとしている。デザインイメージは触手の集合体。 企画段階では「ペスターβ(ベータ)」という名称候補があった。
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