『ウルトラマンパワード』に登場するバニラ
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「バニラ (ウルトラ怪獣)」の記事における「『ウルトラマンパワード』に登場するバニラ」の解説
特撮テレビドラマ『ウルトラマンパワード』第9話「復活! 二大怪獣」(米国版サブタイトル:TAILS FROM THE CRYPTS)に登場。玩具などでは原典と区別するため、パワードバニラと称される。 3千年前に古代人の手によって石棺に封印された怪獣。「赤い悪魔」とも称されており、ウィティカー博士の音波によって棺の蓋が開かれ、現代で復活する。赤い光となって貯水池の中に入った後で出現し、原典と同様に火炎(赤色高熱火炎)によって敵を攻撃する。火炎を吐く際には背中から排熱する。外見は原典と異なり、タツノオトシゴから遠ざかっている。尻尾は付け根部分が太く長い形に変更されているが、途中から細くなっているうえに先端は二股に分かれており、原典の特徴ある尾をアレンジしつつ再現している。 野性の闘争本能から同じく再生したアボラスとスタジアムで戦い、原典と同様に一度はアボラスの溶解泡で倒されたかに見えたが、音波で弱らせてから倒さなければ何度でも復活できるため、再び光が走って再生する。パワードに挑んだ2対1の戦いでは火炎がパワードの盾にされたアボラスに当たったため、逆上したアボラスの溶解泡によって戦闘不能になったところでメガ・スペシウム光線を受け、アボラス共々敗れ去る。 デザインは前田真宏。前田はバニラが好みではなかったため、イマジネーションが湧かなかったという。 企画段階では「バニラ2世」という名称候補があった。
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