『ウルトラマンパワード』に登場するアボラス
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特撮テレビ番組『ウルトラマンパワード』第9話「復活! 二大怪獣」(米国版サブタイトル:TAILS FROM THE CRYPTS)に登場。玩具などではパワードアボラスの名称が用いられている。 古代人から「青い悪魔」として恐れられており、彼らの作り上げた石棺の中に3000年間以上も封印されていた怪獣。最大の武器は口から放射する溶解性の強い泡だが、初代とは異なりガス状ではなく液体そのものになっている。 石棺が納められていた洞窟に入った大学新聞の編集委員が石棺を偶然開け、焚いたカメラのシャッター音により、覚醒する。青い光となって岩に吸い込まれ、その中から復活して洞窟を崩して地上に現れると、同じく現代に復活したバニラを溶解液で倒す。その後、再生したバニラと共にパワードへ2対1の戦いを挑むも、W.I.N.R.のアンテナから発せられた23,000ヘルツの音で弱体化し、最後はバニラ共々メガ・スペシウム光線で爆砕される。こういった展開から、アボラスとバニラは音で弱らせてから一気に倒さないと何度でも復活する不死身ゆえに古代人も2体を完全に殺処分できず、封印せざるをえなかったことが示唆されている。 企画段階では「アボラス2世」という名称候補があった。デザイナーの前田真宏はT-REXのイメージで描いたが、着ぐるみでは恐竜のような前傾姿勢は再現できなかった。また、ティタニクティス(英語版)など甲冑魚の要素も取り入れられている。 溶解液はポンプによって噴射されている。
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