『ウルトラマンパワード』に登場するザンボラー
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『ウルトラマンパワード』第7話「灼熱の復讐」(米国版サブタイトル:FIRES BELOW)に登場。過去の作品に登場した個体との区別から、玩具などではパワードザンボラーの名称が用いられている。 人間の自然環境破壊に怒って出現したとされる、山脈のように巨大な怪獣。原典より頭部は細く、身体は緑色で巨大化しており、背部に生えた赤い角や背びれが山火事を彷彿させる恐竜のような姿となっている。500度を超える体温によって周囲を自然発火させ、角や全身から発する熱波や超々高熱によってミサイルやビートルなど、あらゆる攻撃を融解させる。また、それらによる上昇気流で周囲を400度の高気圧帯に変えてハリケーンを現出させたうえ、周辺の大気を歪ませることによって衛星レーザー「サイクロープス・アイ」も湾曲させられて外される。さらには、ウルトラマンパワードのメガ・スペシウム光線を硬い外皮で防ぎきるが、パワードが祈るようにテレパシーを送ることによって説得され、どこかへ立ち去る。 デザインは前田真宏。前田は生物的な解釈を挟む余地はなく、大地から生まれた存在と解釈している。 着ぐるみは2人のスーツアクターによって演じられていた。頭と尻尾はピアノ線による操演で表現されている。 企画段階では「ザンボラー・ガイア」という名称候補があった。
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