甲冑魚とは？わかりやすく解説

甲冑魚（かっちゅうぎょ）とは、一種の原始的な魚類群の総称である。

概要

原始的な特徴をもつ化石動物の一群で、絶滅した無顎類^{[注釈 1]}などが含まれる。現生の魚類と比較すると体表がやや骨格化しており、特に頭部は堅い骨質板でおおわれており、甲冑魚と呼ばれる所以にもなっている。

古生代オルドビス紀に現れ、シルル紀（ゴトランド紀とも）〜デボン紀に繁栄した。デボン紀後期の大絶滅によりほとんどが絶滅し、ミシシッピ紀（石炭紀前期）に完全に途絶えた。体長はおよそ15～30cmのものが多かったようである。

一群に関連する言葉	溶血性連鎖球菌(ようけつせいれんさきゅうきん) 甚句(じんく) 甲冑魚(かっちゅうぎょ) 甲殻類穴蜂(あなばち) >>関係に関連する言葉
魚に関連する言葉	松魚(しょうぎょ) 底魚(そこうお) 甲冑魚(かっちゅうぎょ) 根付魚(ねつきうお) 根魚(ねうお) >>同じ種類の言葉 >>魚に関連する言葉


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