ザ・ファット・オブ・ザ・ランド
(The Fat of the Land から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/28 04:53 UTC 版)
『ザ・ファット・オブ・ザ・ランド』 | ||||
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プロディジー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | 1997年7月13日 | |||
ジャンル | ビッグ・ビート, テクノ, オルタナティヴ・ロック | |||
時間 | 56分24秒 | |||
レーベル | XL | |||
プロデュース | リアム・ハウレット | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
プロディジー 年表 | ||||
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『ザ・ファット・オブ・ザ・ランド』収録のシングル | ||||
ミュージックビデオ | ||||
「Breathe」 - YouTube 「Firestarter」 - YouTube |
『ザ・ファット・オブ・ザ・ランド』 (The Fat of the Land) は、イギリス・イングランドのテクノ・バンド、プロディジーの3枚目のオリジナル・アルバム。プロデューサーは、同バンドを率いるリアム・ハウレットが自ら務めた。
リリースされるや英米加豪・主要英語圏4カ国を含む全世界22カ国の最主要アルバムチャートにて初登場1位に輝き、全世界で1000万枚を超える特大のモンスターヒットを記録。ダンス・ミュージック作品としては史上最も売れたアルバムとして認定されている。
ハサミを振り上げた蟹が、今にも飛び出さんばかりにクローズ・アップされたジャケット・アートワークとなっている。
日本国内盤は過去にエイベックス、ソニー・ミュージックエンタテインメントから発売されていた。現在はホステス・エンタテインメントより発売されている。
概要
大ヒットとなった前作『ミュージック・フォー・ザ・ジルテッド・ジェネレーション』に続いて、ロックへのアプローチをより顕著にした作品。今作では、よりヘヴィで攻撃的なバンド・アンサンブルを導入しており、デジタル音階にしても全面にあるのは高速ドラムンベースとブレイクビーツであり、それまでのレイブ的な反復アシッド・ラインは大きく影を潜めた。加えて、スクラッチやラップが大幅に導入されたことでヒップホップ要素もその比重を大きく増した。ここに至ってもはや純粋な意味ではテクノ作品と呼ぶことが出来ないほど、その内包する音楽性が多岐にわたり、時にパンクであり、時にエレクトロであり、時にヒップホップであるという、制作本人であるリアムをして「究極のミクスチャー作品」と豪語するに相応しい内容となっている。
収録曲
- スマック・マイ・ビッチ・アップ - Smack My Bitch Up – 5:42
- シングル・カット。
- ブリーズ - Breathe – 5:35
- シングル・カット。
- ディーゼル・パワー - Diesel Power – 4:17
- 重工業工場の機械音のようなメカニックなサンプリング・ループを下地トラックに、クール・キースのラップが合わさるヘヴィ・ヒップホップ・ナンバー。ライヴではリリックは割愛されるものの、「Diesel Power」のコーラスをマキシム&キースが連呼する。
- ファンキー・シット - Funky Shit – 5:16
- ロック色を増した今アルバムでも、最も従来の作品に近いトランシーなレイヴ・トラック。高速ブレイクビーツが反復を繰り返す。サンプリング・ネタとして多くのミュージシャンDJ達から租借されやすい。
- シリアル・スリラ - Serial Thrilla – 5:11
- サイレンのような唸る機械音のインストから始まるインダストリアル風トラック。キースがソロでボーカルを取る。
- マインドフィールズ - Mindfields – 5:40
- ナラヤン - Narayan – 9:05
- クーラ・シェイカーのクリスピアン・ミルズとリアムの共作。9分にも亘って不穏なグルーヴが渦巻くサイケデリックトランス大作。ボーカルもクリスピアンが担当しており、2007年に再結成したクーラ・シェイカーによって半セルフ・カバーという形ではあるが、バンド・アレンジを加えた新曲として彼らの3rdアルバムに収録された。
- ファイアスターター - Firestarter – 4:40
- クライマタイズ - Climbatize – 6:38
- フューエル・マイ・ファイアー - Fuel My Fire – 4:19
- L7のカバー
ソニーミュージック版追加収録曲
- モロトフ・ビッチ - Molotov Bitch - 4:56
- シングル「ファイアスターター」の収録曲
- ノー・マン・アーミー - No Man Army - 4:19
- シングル「スマック・マイ・ビッチ・アップ」の収録曲。
「The Fat of the Land」の例文・使い方・用例・文例
- The Malay Times に掲載されていた、非常勤の下級アナリストの職に関する広告についてご連絡を差し上げています。
- ‘They are flying kites.' はあいまいな文である.
- 話し中です (《主に英国で用いられる》 The number's engaged.).
- 名詞相当語句 《たとえば The rich are not always happier than the poor. における the rich, the poor など》.
- 総称単数 《たとえば The dog is a faithful animal. の dog》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- 王立オペラ劇場 《the Covent Garden Theatre のこと》.
- 英国学士院 (The Royal Society)の会報.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- 『Scotish』は、『The Scottish Symphony』や『Scottish authors』、あるいは、『Scottish mountains』のような、より正式な言葉遣いの傾向がある
- STD(神学博士)はラテン語のSanctae Theologiae Doctorに由来する
- 『The boy threw the ball(少年がボールを投げた)』は、能動態を使う
- 『The ball was thrown(ボールは投げられた)』は簡略化された受動態である
- 1992年,「The Animals(どうぶつたち)」という本のために,まどさんの動物の詩のいくつかが皇后美(み)智(ち)子(こ)さまによって英訳された。
- 式典は,3Dコンピューターアニメ映画「I Love スヌーピー The Peanuts Movie」の米国公開の数日前に行われた。
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
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