SqlDataSourceSelectingEventArgs クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


イベント ハンドラ デリゲートを追加して、Selecting イベントを処理することにより、別途プリプロセスを実行したり、データベース クエリそのものをキャンセルしたりできます。SqlDataSourceSelectingEventArgs クラスは SqlDataSourceCommandEventArgs クラスから派生しているため、Cancel プロパティを true に設定することによって、保留中の SqlDataSource データベース クエリをキャンセルできます。Command プロパティが公開している DbCommand オブジェクトにアクセスすることで、クエリを実行する前に、CommandText、Parameters コレクション、および、その他のデータベース クエリ プロパティをチェックし、必要に応じてプロパティを操作できます。また、Arguments プロパティにアクセスすることで、Select メソッドに渡される DataSourceSelectArguments オブジェクトをチェックすることもできます。
SqlDataSourceSelectingEventArgs クラスを、OnSelecting メソッドで使用することにより、SqlDataSource のデータベース クエリに実行前にアクセスできます。
SqlDataSource コントロールは、データ操作の過程で、基になるデータ オブジェクトを操作する際に利用できる、数多くのイベントを公開しています。イベント、および関連する EventArgs クラスとイベント ハンドラのデリゲートの一覧を次の表に示します。


System.EventArgs
System.ComponentModel.CancelEventArgs
System.Web.UI.WebControls.SqlDataSourceCommandEventArgs
System.Web.UI.WebControls.SqlDataSourceSelectingEventArgs


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


SqlDataSourceSelectingEventArgs コンストラクタ
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)

Dim command As DbCommand Dim arguments As DataSourceSelectArguments Dim instance As New SqlDataSourceSelectingEventArgs(command, arguments)
public: SqlDataSourceSelectingEventArgs ( DbCommand^ command, DataSourceSelectArguments^ arguments )
public function SqlDataSourceSelectingEventArgs ( command : DbCommand, arguments : DataSourceSelectArguments )

inputParameters パラメータには、名前/値ペアの IDictionary コレクションを指定します。これらの名前/値ペアはメソッド シグネチャに適合している必要があります。またこれらは参照で渡されます。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


SqlDataSourceSelectingEventArgs プロパティ

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Arguments | Select メソッドに渡された DataSourceSelectArguments オブジェクトを取得します。 |
![]() | Cancel | イベントをキャンセルするかどうかを示す値を取得または設定します。 ( CancelEventArgs から継承されます。) |
![]() | Command | 保留中のデータベース コマンドを取得します。 ( SqlDataSourceCommandEventArgs から継承されます。) |

SqlDataSourceSelectingEventArgs メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |

SqlDataSourceSelectingEventArgs メンバ
SqlDataSource コントロールの Selecting イベントのデータを提供します。
SqlDataSourceSelectingEventArgs データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | SqlDataSourceSelectingEventArgs | 指定された DbCommand オブジェクト、および、Select メソッドに渡された DataSourceSelectArguments を使用して、SqlDataSourceSelectingEventArgs クラスの新しいインスタンスを初期化します。 |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Arguments | Select メソッドに渡された DataSourceSelectArguments オブジェクトを取得します。 |
![]() | Cancel | イベントをキャンセルするかどうかを示す値を取得または設定します。(CancelEventArgs から継承されます。) |
![]() | Command | 保留中のデータベース コマンドを取得します。(SqlDataSourceCommandEventArgs から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |

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