Rusalkaとは? わかりやすく解説

ルサールカ

(Rusalka から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 14:51 UTC 版)

ルサールカ[1][2][3][4][5][6][7] (: Rusałka、ルサウカ、: Rusalka: Русалка: Rusalka、ルサルカ[3]) は、スラヴ神話に登場する水の精霊[3]。精霊というよりは幽霊のようなもので、水の事故で死んだ女性、洗礼を受ける前に死んだ赤ん坊などがルサールカになるという[8]ルサルカ[9] とも表記される。


注釈

  1. ^ a b 「ペトル(ペトロ)の日」(ロシア語版)は、ロシア・東スラブの民間暦では一般的な呼称だが、教会では正式にはパウェル(パウロ)も同じ日に祝われる「聖使徒ペトル・パウェル祭ロシア語版英語版」である。また正教会暦では、聖霊降臨祭の8日後の月曜日から、ペトル・パウェルの日の前日(ユリウス暦6月28日)まで、「聖使徒の斎(ものいみ)ロシア語版英語版」、通称「ペトルの斎(: Петров пост)」と呼ばれる斎(ものいみ)期間(: пост)に入る。(「正教会#斎(ものいみ)について」も参照)
  2. ^ 「トロイツァ」は「至聖三者」(三位一体)の意。カトリック教会では、「三位一体の主日」は、ペンテコステ(聖霊降臨の主日)の1週間後に祝われるが、正教会ではペンテコステ=聖神(聖霊)降臨祭と同じ日の、実質「ペンテコステの別名称」である。
  3. ^ 「緑の」の付かない「スヴャートキ(ロシア語版:Святки 又は Рождественские Святки)」は、クリスマスからの12日間を指す。

出典

  1. ^ a b c アレグザンスキー, ギラン & 小海 1993.
  2. ^ a b 中堀 et al. 2013.
  3. ^ a b c d e f g ローズ & 松村 2003.
  4. ^ 『新版 ロシアを知る事典』728頁(中村喜和「民間信仰」の項。平凡社、2004年1月、ISBN 978-4-582-12635-8)で確認した表記。
  5. ^ 『世界神話事典』429頁(松村一男「スラヴの神話」の項。角川書店、1994年1月、ISBN 978-4-04-031600-0)で確認した表記。
  6. ^ 『世界の神話伝説 総解説』57頁(伊東一郎「スラヴの神話伝説」の項。自由国民社、2002年7月、ISBN 978-4-426-60711-1)で確認した表記。
  7. ^ 『ロシアの神話』(ワーナー, エリザベス著、斎藤静代訳、丸善〈丸善ブックス 101〉、2004年2月、ISBN 978-4-621-06101-5)で確認した表記。
  8. ^ a b c 中堀 et al. 2013, pp. 575–576.
  9. ^ 『図説・世界未確認生物事典』116頁(笹間良彦著、柏書房、1996年10月、ISBN 978-4-7601-1365-1)で確認した表記。
  10. ^ 清水 et al. 1995, p. 44-46.
  11. ^ 清水 et al. 1995, p. 47-48.
  12. ^ プロップ 1966, p. 154.
  13. ^ a b 伊東 & 森安 1986, p. 352.
  14. ^ 清水 et al. 1995, p. 48.
  15. ^ プロップ 1966, pp. 155–156.
  16. ^ 除村 1943, pp. 331–332.
  17. ^ 伊東 & 森安 1986, pp. 331–332.
  18. ^ プロップ 1966, p. 155-155.
  19. ^ a b プロップ 1966, p. 155-157.
  20. ^ プロップ 1966, p. 161-162.
  21. ^ プロップ 1966, p. 160.
  22. ^ フレイザー & 吉川 2003, p. 369-371.
  23. ^ フレイザー & 吉川 2003, p. 341-345.
  24. ^ プロップ 1966, p. 196-199.


「ルサールカ」の続きの解説一覧

Rusalka

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:56 UTC 版)

戦翼のシグルドリーヴァ」の記事における「Rusalka」の解説

ルサルカ・エヴァレスカ 声 - 茅野愛衣 使用機スピットファイア Mk.IX24歳優秀だ融通効かない銀髪のセカンド・ワルキューレ。『戦翼のシグルドリーヴァ Rusalka』の主人公。 『戦翼のシグルドリーヴァ Rusalka(上)』ではセネア・スティングル、ヴィクトリカ、カナン小隊編成しその隊長務めており、その後シグルドリーヴァ隊長経てシグルドリーヴァ隊司令着任クラウディア館山基地派遣した戦乙女としては珍しいピラー出現以前からの軍人であり、「戦翼の日」の生存者のうち唯一戦乙女となったアニメでは第1話においてクラウディア館山基地への転属命じたエイミー 使用機フューリー Mk.I金髪と紅眼を持つ、世界でただ一人のファースト・ワルキューレ。家名オーディン捧げている。パンドラの悲劇においてセカンダリピラーと相打ちとなり自身率いシグルドリーヴァ隊に所属するセネア、ヴィクトリカ、カナン同じく戦死したナタリー・チェイス 使用機スピットファイア Mk.IX。サード・ワルキューレ。戦乙女小隊指揮官務めるほどの逸材であり、貴族の家の出身。 『戦翼のシグルドリーヴァ Rusalka』ではハンブルク基地所属する戦乙女小隊隊長務めていたが、シグルドリーヴァ設立に伴い同隊の副隊長務め、ヴァイナハテン決戦において戦死した。 リズベット・クラウン 声 - 小松未可子 使用機Bf109G-620歳愛称リズ。「ロスヴァイセ」の名を持つネームドワルキューレ。『戦翼のシグルドリーヴァ Rusalka(下)』時点ではシグルドリーヴァ隊に所属していた。 第6話における富士プライマリー・ピラー殲滅作戦際しレイリーと共に来日作戦参加した撤退戦の際に一時生死不明となり弥生救出部隊により救い出されるものの片目を失う重傷負った第10話退院11話及び12話において第二次ラグナロク作戦参加し日本アルプスでウニピラーと戦いそれを撃破した。 レイリー・ハルティア 声 - 上田瞳 使用機スピットファイア Mk.IX21歳愛称リリー。「ジークルーネ」の名を持つネームドワルキューレ。メガネをかけている。『戦翼のシグルドリーヴァ Rusalka(下)』時点ではシグルドリーヴァ隊に所属していた。 第6話における富士プライマリー・ピラー殲滅作戦際し、リズベットと共に来日し作戦参加するが、プライマリー・ピラー内部戦いでトール雷槌巻き込まれ戦死した。 アルマ・コントーロ 声 - 鬼頭明里 使用機ランカスター Mk.IS黒髪褐色の肌を持つマイペースな、「スヴェイズ」の名を持つネームドワルキューレ。大型爆弾グランドスラムピラー大きな打撃与える。『戦翼のシグルドリーヴァ Rusalka(下)』時点ではシグルドリーヴァ隊に所属していた。アニメ時点では第201戦術姫隊に所属アニメでは第6話及び第11話登場しグランドスラム用いて富士プライマリピラーの外壁破壊したアレハンドロ・オストレイ スペイン空軍所属の、「ラミア奇跡」を成し遂げた英雄金髪緑眼ラミア奇跡地続きとなるトロイ作戦では指令室での雑務担当だったが、ピラー攻撃により将校多数戦死したことから大尉ながら同戦域指揮をとることとなった。 『戦翼のシグルドリーヴァ Rusalka』ではハンブルク基地攻防戦での功績評価されシグルドリーヴァ隊の指揮官となった。ヴァイナハテン決戦において戦死

※この「Rusalka」の解説は、「戦翼のシグルドリーヴァ」の解説の一部です。
「Rusalka」を含む「戦翼のシグルドリーヴァ」の記事については、「戦翼のシグルドリーヴァ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「Rusalka」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Rusalka」の関連用語

Rusalkaのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Rusalkaのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのルサールカ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの戦翼のシグルドリーヴァ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS