PageParserFilter クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


PageParserFilter クラスから派生するクラスを作成して、ASP.NET ページ パーサーの動作を制御する方法を次のコード例に示します。CustomPageParserFilter は、ページ内のコードを明示的に拒否するパーサー フィルタです。これを行うために、AllowCode プロパティをオーバーライドしています。
Namespace Samples.AspNet.VB <PermissionSet(SecurityAction.Demand, Unrestricted := true)> _ Public Class CustomPageParserFilter Inherits PageParserFilter Public Overrides ReadOnly Property AllowCode() As Boolean Get Return False End Get End Property End Class End Namespace
namespace Samples.AspNet.CS { [PermissionSet(SecurityAction.Demand, Unrestricted = true)] public class CustomPageParserFilter : PageParserFilter { public override bool AllowCode { get { return false; } } } }
CustomPageParserFilter のサンプルを使用するには、App_Code ディレクトリにクラスを配置します。サイトの Web.config 構成ファイルの pages セクションにあるフィルタを使用するように、ASP.NET パーサーを設定する必要があります。CustomPageParserFilter 用の設定を含む構成ファイルの例を次に示します。パーサー フィルタを使用するように設定した場合、ビルド中にページ内にコードが検出されると、ASP.NET パーサーから例外がスローされます。
<configuration xmlns="http://schemas.microsoft.com/.NetConfiguration/v2.0">
pageParserFilterType="Samples.AspNet.CS.CustomPageParserFilter">
</pages>
</system.web>
</configuration>

System.Web.UI.PageParserFilter


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


PageParserFilter コンストラクタ
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


PageParserFilter プロパティ

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | AllowCode | ASP.NET パーサーがページ内のコードを許可するかどうかを示す値を取得します。 |
![]() | NumberOfControlsAllowed | パーサーが 1 ページで解析できるコントロールの最大数を取得します。 |
![]() | NumberOfDirectDependenciesAllowed | パーサーが 1 ページで許可する直接的なファイル依存関係の最大数を取得します。 |
![]() | TotalNumberOfDependenciesAllowed | パーサーが 1 ページで許可する直接的および間接的なファイル依存関係の最大数を取得します。 |


PageParserFilter メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | AllowBaseType | 指定した Type からページを派生できるかどうかを判断します。 |
![]() | AllowControl | 指定したコントロールの型がこのページで許可されているかどうかを示す値を取得します。 |
![]() | AllowServerSideInclude | パーサーがページ上の特定のサーバー側インクルードを許可するかどうかを判断します。 |
![]() | AllowVirtualReference | パーサーが特定の種類のリソースへの仮想参照をページに許可するかどうかを判断します。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetCompilationMode | ページの現在のコンパイル モードを取得します。 |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ParseComplete | ASP.NET ページ パーサーによって呼び出され、ページの解析が完了したときにフィルタに通知します。 |
![]() | PreprocessDirective | ページ パーサーのフィルタがページ ディレクティブを前処理できるようにします。 |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | Initialize | ページに使用されているフィルタを初期化します。 |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |

PageParserFilter メンバ
ASP.NET パーサーで解析時に項目をページ内で使用できるかどうかを判断するために使用されるページ パーサーのフィルタに抽象基本クラスを提供します。
PageParserFilter データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | AllowCode | ASP.NET パーサーがページ内のコードを許可するかどうかを示す値を取得します。 |
![]() | NumberOfControlsAllowed | パーサーが 1 ページで解析できるコントロールの最大数を取得します。 |
![]() | NumberOfDirectDependenciesAllowed | パーサーが 1 ページで許可する直接的なファイル依存関係の最大数を取得します。 |
![]() | TotalNumberOfDependenciesAllowed | パーサーが 1 ページで許可する直接的および間接的なファイル依存関係の最大数を取得します。 |


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | AllowBaseType | 指定した Type からページを派生できるかどうかを判断します。 |
![]() | AllowControl | 指定したコントロールの型がこのページで許可されているかどうかを示す値を取得します。 |
![]() | AllowServerSideInclude | パーサーがページ上の特定のサーバー側インクルードを許可するかどうかを判断します。 |
![]() | AllowVirtualReference | パーサーが特定の種類のリソースへの仮想参照をページに許可するかどうかを判断します。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetCompilationMode | ページの現在のコンパイル モードを取得します。 |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ParseComplete | ASP.NET ページ パーサーによって呼び出され、ページの解析が完了したときにフィルタに通知します。 |
![]() | PreprocessDirective | ページ パーサーのフィルタがページ ディレクティブを前処理できるようにします。 |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | Initialize | ページに使用されているフィルタを初期化します。 |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |

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