Page.PageStatePersister プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

Page.PageStatePersister プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ページに関連付けられている PageStatePersister オブジェクトを取得します。

名前空間: System.Web.UI
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Protected Overridable ReadOnly
 Property PageStatePersister As PageStatePersister

Visual Basic (使用法)

Dim value As PageStatePersister

value = Me.PageStatePersister

C#

protected virtual PageStatePersister PageStatePersister { get;
 }

C++

protected:
virtual property PageStatePersister^ PageStatePersister {
    PageStatePersister^ get ();
}

J#

/** @property */
protected PageStatePersister get_PageStatePersister ()

JScript

protected function get PageStatePersister
 () : PageStatePersister

プロパティ値
ページに関連付けられた PageStatePersister。

解説

HTTP 要求および HTTP 応答には本質的に状態がありません。HTTP 要求間の状態を保持するために、ASP.NET サーバー ページには Page の状態を格納できます。この状態はビューステートと呼ばれ、ページとコントロールの設定、および、ページへの最後のラウンド トリップでユーザーが参照し操作したページやコントロールと同じページおよびコントロールとして表示できるようにするデータで構成されています。同一ページに対して連続して行われた要求間のビューステートを格納するための機構はいくつかあります。PageStatePersister 抽象クラスは、このような状態を格納するための基本クラスを表します。

通常、ページの開発者は PageStatePersister プロパティを使用する必要はありません。PageStatePersister プロパティは、主に、コントロールの開発者が Page クラスの機能を拡張する際に使用します。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
Page クラス
Page メンバ
System.Web.UI 名前空間
PageStatePersister