PHISHとは? わかりやすく解説

phish

別表記:フィッシュ

「phish」の意味・「phish」とは

「phish」は、情報技術分野用いられる専門用語である。具体的には、個人情報不正に取得しようとする詐欺行為を指す。メールウェブサイト通じて銀行クレジットカード会社などを装いユーザーからパスワードクレジットカード情報などを騙し取る行為を指す。

「phish」の発音・読み方

「phish」の発音は、IPA表記では /fɪʃ/ となる。カタカナ表記では「フィッシュ」と読む。日本人発音する際のカタカナ英語では「フィッシュ」となる。この単語発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「phish」の定義を英語で解説

「phish」は、"to attempt to acquire sensitive information such as usernames, passwords, and credit card details by masquerading as a trustworthy entity in an electronic communication"と定義される。これは、電子通信において信頼性のある組織装いユーザーネームパスワードクレジットカード詳細などの機密情報取得しようとする試みを指す。

「phish」の類語

「phish」の類語としては、「scam」や「fraud」が挙げられる。これらの単語も、不正行為詐欺行為を指す言葉である。

「phish」に関連する用語・表現

「phish」に関連する用語としては、「phishing scam」や「phishing attack」がある。「phishing scam」は、phishing用いた詐欺行為を、「phishing attack」は、phishing用いた攻撃を指す。

「phish」の例文

以下に、「phish」を用いた例文10個示す。 1. English: "Beware of phish emails that appear to be from your bank."
日本語訳: "あなたの銀行から来たように見えフィッシングメール注意すること。" 2. English: "The hacker tried to phish for my credit card information."
日本語訳: "ハッカーは私のクレジットカード情報フィッシングようとした。" 3. English: "Phishing is a serious crime that can lead to identity theft."
日本語訳: "フィッシングは、個人情報盗難につながる重大な犯罪である。" 4. English: "She received a phish email asking for her password."
日本語訳: "彼女はパスワード尋ねフィッシングメール受け取った。" 5. English: "It's important to educate employees about the dangers of phishing."
日本語訳: "フィッシング危険性について従業員教育することは重要である。" 6. English: "The company's IT department regularly sends out warnings about phishing attempts."
日本語訳: "会社のIT部門定期的にフィッシング試みについて警告送っている。" 7. English: "Phishing scams are becoming increasingly sophisticated."
日本語訳: "フィッシング詐欺はますます高度化している。" 8. English: "He fell victim to a phishing attack and lost all his savings."
日本語訳: "彼はフィッシング攻撃犠牲になり、全ての貯金失った。" 9. English: "The phishing email was designed to look like it was from a reputable company."
日本語訳: "フィッシングメールは、信頼性のある会社から来たように見えるように設計されていた。" 10. English: "If you suspect a phish, report it to your IT department immediately."
日本語訳: "フィッシングを疑う場合は、すぐにIT部門報告すること。"

フィッシュ (バンド)

(PHISH から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/26 06:03 UTC 版)

フィッシュ
ウィスコンシン州アルパインバレーにて(2003年7月)
基本情報
出身地 アメリカ合衆国 バーモント州バーリントン
ジャンル
活動期間
レーベル
公式サイト Phish's Official Website
メンバー
  • トレイ・アナスタシオ
  • マイク・ゴードン
  • ジョン・フィッシュマン
  • ペイジ・マッコーネル
旧メンバー
  • ジェフ・ホールズワース

フィッシュ(Phish)は、アメリカロックバンド。4人のバンドメンバーは2004年8月に解散するまで、21年間共に演奏を続けた。その後、2009年の3月に復活を果たしている。

フィッシュの音楽はロックフォークジャズカントリーブルーグラスポップなど様々な要素を内包している[1]。彼らはライブごとに演奏曲順に変化をつけ、またひとつの曲を二度と同じ技法で演奏しないなど独特な方法を採っている。

ハロウィンの日に行われる、他のバンドのアルバムをそのまま全曲カバーする「アルバム・コスチューム」企画では、ザ・フーの『四重人格』などもフルカバーで演奏している。また、彼らの曲がラジオで流れることは稀でMTVに出演することも無かった。その代わりファンによるライブを録音したテープのトレードと、口コミにより、支持層が形成されていった。ライブの録音とトレードを自由化したバンドではグレイトフル・デッドが有名だが、フィッシュはデッドの影響を強く受け、90年代のジャム・バンド・ブームの一翼を担った[3][4]

ギターのトレイ・アナスタシオは、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第73位にランクインしていたが、2011年の改訂版では削除された。2023年に発表された同誌の「史上最も偉大なギタリスト TOP250」では第53位にランクイン。

来歴

1983年、バーモント大学の学生だったトレイ・アナスタシオ (Trey Anastasio)、マイク・ゴードン (Mike Gordon)、ジェフ・ホールズワース、ジョン・フィッシュマン (Jon Fishman) が集まりバンド活動を始めた。1984年春、トレイが大学を退学したため、バンドは一時活動を休止。秋に再結成し、バーリントン市内にあるバーNectar'sで初ライブを行う。1985年9月、ペイジ・マッコーネル (Page McConnell) が参加した後、1986年にジェフが大学卒業と同時に脱退し、その後の主要メンバー4人のバンドとなる。同年初のスタジオ・レコーディング・アルバム「White Tape」を発表。1989年には、自主製作の初スタジオレコーディング「Junta」をリリースし、ライブ会場や通信販売のみで販売する。

フィッシュは、デッドヘッズ[5]のマガジン「Relix」の89年10月号に掲載された[6]。バンドは90年代から知名度がアップしていった。1992年2月エレクトラ(Elektra)より、メジャー初のアルバム「A Picture of Nector」を発売。1995年春には、インターネットとメールによるライブチケットの直販システムを確立。1997年、初のヨーロッパツアーを実施。

1999年7月31日から8月1日にかけて、苗場スキー場で開催されたフジロックフェスティバルに3日間連続で出場し、計12時間近くの演奏を行った。[7]2000年、初の日本ツアーを実施。東京、名古屋、福岡、大阪で演奏した。

2004年彼らのウェブサイトで突然の解散宣言がされた。彼らの故郷の小さな町バーモント州コヴェントリーでの最後の演奏は11万人もの参加希望者がいたため、アメリカの千以上の映画館で生中継された。2008年10月1日、公式ウェブサイトで突然活動再開が宣言がされた。

しばしばフィッシュはグレイトフル・デッドと比較される。その共通点は音楽性以上に、バンドを取り巻く文化にある。どちらのファンもバンドと一緒に数週間に渡るツアーに同行するなど、60sのヒッピーの流れを受け継いでいる。フィッシュのファンはグレイトフル・デッドのデッド・ヘッズに習ってフィッシュ・ヘッズ、またはPhishの"P"からPhan(ファン)と呼ばれる。2つのバンドは交流があり、度々お互いの曲を演奏したり一緒にライブをするなど交流があり、ファン層も重なっていた。グレイトフル・デッドのリーダー、ジェリー・ガルシアが他界した後には、多くのデッドのファンがフィッシュのライブに流れたとも言われている。

2015年7月3~5日に行われたグレイトフル・デッド結成50周年記念限定復活ライブ「Fare Thee Well: Celebrating 50 Years of Grateful Dead」にはトレイ・アナスタシオの参加が発表された。

脚注/出典

  1. ^ a b c d e f g h i Erlewine, Stephen Thomas. “Phish | Biography & History”. AllMusic. All Media Group. 2021年1月26日閲覧。
  2. ^ Foster, Rick. “Phish fans donate to area arts collaborative” (英語). The Sun Chronicle. https://www.thesunchronicle.com/news/local_news/phish-fans-donate-to-area-arts-collaborative/article_200e19c8-8d30-543d-9fe2-651a515b27fb.html 2021年1月26日閲覧。 
  3. ^ 8 Bands Carrying on Jerry Garcia's Legacy”. Legacy.com. 14 December 2018閲覧。
  4. ^ Hyden, Steven. “Is Phish a Great Band?”. Grantland. 14 December 2018閲覧。
  5. ^ グレイトフル・デッドのファンのこと。民主党のナンシー・ペロシもデッドヘッズとされている
  6. ^ Too New To Be Known: Phish (Relix Revisited Oct. '89)”. Relix Media. 5 August 2020閲覧。
  7. ^ Phish / フィッシュ プロフィール | Warner Music Japan”. ワーナーミュージック・ジャパン | Warner Music Japan. 2021年2月8日閲覧。

関連項目

外部リンク



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