OS/2 1.xとは? わかりやすく解説

OS/2 1.x

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 00:35 UTC 版)

「OS/2」の記事における「OS/2 1.x」の解説

最初Ver.1.0ではGUI搭載されておらず、16ビットのOS/2コマンドプロンプトDOS互換環境キーボードスイッチできた。OS/2コマンドプロンプト間は最初からプリエンプティブ・マルチタスクであった次のVer.1.1GUIとして、OS/2プレゼンテーションマネージャー (PM) が搭載された。外見Windows 3.0とほぼ同一である(OS/2 PMWindows 3.0も、IBM Systems Application ArchitectureCUA'87準拠のため)。 Ver.1.2リリース後マイクロソフトWindowsの開発注力することになり、以降IBMのみの開発となった拡張版において、REXX装備した両社袂を分かつことになった経緯について、一点目は両社開発スタイルなどの企業文化大きな違いがあったこと、二点目は当時マイクロソフトにとってIBM最大顧客であったもののWindows3.0爆発的ヒットに伴いしだいに関係に変化生じたことを指摘する声もある。 1990年IBM単独開発で更に軽量化したOS/2 1.3を発売。このバージョンにおいて、基本版にもREXX装備する。これ以降開発は、OS/2 2.0を主にIBMが、OS/2 3.0を主にMicrosoftそれぞれ分担することとなる。Windows 3.0発売時、当時開発中のOS/2 3.0(後にWindows NT改名)の主要な拡張Windows API拡張OS/2 API置き換える決めIBMとの緊張生むことになる。マイクロソフトその後IBMとの一切共同開発から手を引きWindows NT開発専念するようになった

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OS/2 1.x

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 23:11 UTC 版)

Intel 80286」の記事における「OS/2 1.x」の解説

PC DOSおよびMS-DOS後継プロテクトモードオペレーティングシステムとしてIBMマイクロソフト共同開発したが、パソコン用OSひとつとして地位獲得するとどまった。OS/2 1.0発売は、IBM PC/AT発売から3年後1987年であった

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