OS/2での仮想DOSマシン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/23 17:10 UTC 版)
「仮想DOSマシン」の記事における「OS/2での仮想DOSマシン」の解説
OS/2バージョン1.xでは、DOSアプリケーションはリアルモードで動作し、同時に1つのDOSアプリケーションしか動作しない。正確には仮想DOSマシンではない。OS/2 1.xのDOS BOXはINT 21h/AH=30(Get DOS VERSION)では10.xを返す。 OS/2バージョン2.0以降では、仮想DOSマシンは仮想86モードを使用し、同時に複数のDOSアプリケーションを動作させることができる。MVDM(マルチ仮想DOSマシン)と呼ばれた。OS/2 1.xからDOS互換性が大幅に向上したため、IBMは、MVDMのことを"A Better DOS Than DOS"と呼んでいた。OS/2 2.xのMVDMはINT 21h/AH=30(Get DOS VERSION)では20.xを返す。
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