JBCルール
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「日本ボクシングコミッション」の記事における「JBCルール」の解説
JBCが定める公式戦のルール。現ルールは2016年に改正された。なお、国際タイトルマッチについてはタイトル管理団体ルールに則る。 1ラウンドにつき男子は3分、女子は2分。ラウンド間の休憩は1分。休憩時間は前ラウンドに含まれる。 ラウンド数は4回戦・6回戦・8回戦・10回戦(特例として5回戦もあり)。日本選手権試合は10回戦、日本ユース選手権試合は8回戦、日本女子選手権試合は6回戦とする。 審判は3人制または4人制(近年の主審はレフェリングに専念の改革により、OPBFタイトルマッチの指名戦か決定戦で招聘外国人選手側が拒否しない限りは4人制がほとんど)。3人制の場合、レフェリーも採点を行う。 フリーノックダウン制(2015年まではスリーノックダウン制、4回戦はツーノックダウン制)。 採点は以下の4項目を基準とする。クリーン・エフェクティブ・ヒット(有効打) アグレッシブ(攻撃の積極性) ディフェンス(防御) リング・ゼネラルシップ(試合運び) 採点は10点法(テンポイント・マスト・システム)として、ラウンドごとに以下の5段階で評価する。10-10(互角):近年は避ける傾向にある。 10-9(若干のリード) 10-8(ノックダウン) 10-7(グロッギー) 10-6 偶然のバッティングにより試合続行が不可能となった場合、試合前半(10回戦は第4ラウンドまで)は引き分け、後半(同5ラウンド以降)は採点を行う。ラウンドの途中で停止された場合、そのラウンドも採点される。 2014年チャンピオンカーニバルにて公開採点制度を試験導入。公開は5回終了後とする。
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