His Toneとは? わかりやすく解説

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ヒストン

英語:histone

真核生物細胞含まれるクロマチン染色体)の構成単位、「ヌクレオソーム」をDNAとともに形成するタンパク質のこと。ヌクレオソームとは、4種類、8個のヒストン分子結合し、その周囲DNA巻きいたものを指す。ヒストンが「糸巻きのような役割を持つことによって、非常に長い鎖状DNAが、クロマチン染色体)の内部コンパクト収納され仕組みになっている

ヒストンは球形に近い形をしており、「ヒストンテール」と呼ばれる部分が尾のように突出している。ヒストンテールがアセチル化メチル化ユビキチン化などの化学修飾翻訳後修飾)を受けることで、ヒストン自体性質変化しさらにはクロマチン構造変化することが知られている。

例えば、ユークロマチン呼ばれる領域では、ヒストンのアセチル化に伴いDNA緩み転写活性高くなることが知られている。一方ヘテロクロマチン呼ばれる領域では、ヒストンが脱アセチル化しており、DNA凝集し転写活性低くなっている。メチル化などの他の化学修飾も、それぞれ特異的な機能をヒストンに付与するといわれており、複数化学修飾組み合わせ遺伝子発現制御しているという「ヒストンコード仮説」も提唱されている。ヒストンの化学修飾による遺伝子発現変化は、塩基配列変化伴わないため、「エピジェネティック」な現象一つ数えられる

なお、ヒストンはタンパク質一種であり、多数アミノ酸連なって構成されているが、その配列一部異なっているヒストンの存在知られており、ヒストンバリアント異型ヒストン)と呼ばれている。2014年2月理化学研究所研究グループは、iPS細胞作製にあたってヤマナカファクター山中因子)とヒストンバリアント組み合わせて添加することで、作製効率20倍になることを報告した

関連サイト
卵子の「異型ヒストン」がiPS細胞の作製を促す - 理化学研究所

ヒストン【histone】


アセチル化


ヒストン

英訳・(英)同義/類義語:histone

真核生物ゲノムDNA結合する塩基性タンパク質一群で、ヒストンの複合体DNA結合しヌクレオソーム構造をとる。
「生物学用語辞典」の他の用語
化学反応や酵素反応生体経路など:  α-1,6結合  β酸化  りん光  アセチル化  アミノ基  アミノ基転移  アミノ酸発酵

ヒストン

【仮名】ひすとん
原文】histone

染色体中にみられる蛋白一種。ヒストンはdna結合しており、染色体の形を作ったり、遺伝子活性制御したりする上で役立つ。


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