FIA対FOTAの対立とは? わかりやすく解説

FIA対FOTAの対立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/12 04:14 UTC 版)

フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション」の記事における「FIA対FOTAの対立」の解説

FIAマックス・モズレー会長かねてより自動車メーカーチーム高コスト体質批判していたが、世界金融危機発生後急進的なコスト削減案を迫りFOTA反発を招くことになる。 2008年10月モズレー2010年よりスタンダードエンジン導入することを発表しチーム側は撤退辞さないという構え反対した。同年12月には入札結果コスワーススタンダードエンジン供給落札したが、ホンダF1撤退発表後に再協議が行われ、別案を推進することに合意した。 「コンコルド協定」および「2010年のF1世界選手権」も参照 2009年3月FIA2010年より年間予算制限案(バジェットキャップ)を採用する発表した。しかし、4000ポンド(約60億円)という上限額厳しさ加えハンディキャップ付き選択制という方法FOTA反発した2010年選手権へは条件付きエントリー申請行い無条件申請行ったウィリアムズフォース・インディア除名処分とされた。残る加盟チーム欧州自動車工業会 (ACEA) やモナコGP主催団体から支持取り付け6月18日新シリーズ設立表明した FOTA新シリーズ2010年暫定カレンダーRd.開催日開催国サーキット補足1 3月3日 アルゼンチン ブエノスアイレス2 321日 メキシコ メキシコシティー3 411日 スペイン ヘレス4 425日 ポルトガル ポルティマオ 5 52日 サンマリノ イモラ6 523日 モナコ モンテカルロ7 66日 カナダ モントリオール8 613日 アメリカ インディアナポリス9 71日 イギリス シルバーストン10 725日 フランス マニクール11 815日 ドイツ ラウジッツリンク 12 829日 フィンランド ヘルシンキ公道コース13 912日 イタリア モンツァ14 926日 アラブ首長国連邦 アブダビ15 10月10日 シンガポール マリーナベイ16 10月24日 日本 鈴鹿17 11月8日 オーストラリア アデレードまたはサーファーズパラダイス ★ ☆は2009年F1開催地、★は2009年以前F1開催経験あり、無印F1開催経験なし 最終的にFOTAはバジェットキャップの撤回モズレーFIA会長不出馬という条件引き出し6月24日FIAとの間で分裂回避合意した9月9日には除名処分受けていたウィリアムズフォース・インディアの再加盟認められた。 2010年より新規エントリー認められUS F1カンポスHRT)、マノー(ヴァージン)もFOTA加盟したが、US F1参戦断念トヨタBMWF1撤退メルセデスワークス参戦ブラウンGP買収)、ザウバーロータス追加エントリーといった動き経て2010年加盟数は12チームとなった

※この「FIA対FOTAの対立」の解説は、「フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション」の解説の一部です。
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