FIA会長就任
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2009年7月、マックス・モズレーの引退表明に伴い、モズレーの支持を受けてFIA会長選挙に立候補。対立候補のアリ・バタネンを大差で破り、10月23日にFIA会長に選出された。 会長選出の経緯から、モズレーの院政を警戒する向きもあったが、FOTA(F1チーム連合)との関係ではモズレーのような強硬路線はとらず、対話路線の舵取りを続けている。一方で、2011年のバーレーンGP開催問題では迅速な対応をとらず、リーダーシップ不足と批判された。 2013年12月のFIA会長選挙では有力な対抗馬が現れず、立候補がトッドのみとなったため再選された。2017年のFIA会長選挙でも他に立候補者がなく三選されたが、FIAの規定で会長を連続して務めるのは3期までとされているため、2021年12月に退任、後任はモハメド・ビン・スライエムが務める。退任後はFIAの名誉会長となる。
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