FF-X7
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:07 UTC 版)
最初のコア・ファイターはV作戦によって開発された地球連邦軍のRXタイプモビルスーツ(MS)であるガンタンク、ガンキャノン、ガンダムに採用されている。開発はハービック社。本機には直前に開発されたFF-6 TINコッドの基本概念が活かされている。 元々は脱出機構を兼ねたコクピットカプセルとして開発されていたが、新構造の導入や研究スタッフが航空機部門から独立開発部門へ移ったため、多目的戦闘機に転向した。文字通りMSの核となるが、そのため弾薬や燃料には制約が生まれた。MSのコックピットを兼ねる本機には教育型コンピューターが内蔵されており、MS本体が損傷した際に実戦データを回収するための、またパイロットの生存率の向上のための脱出装置として機能する。コクピットにはドラムモジュールが導入され、MSと戦闘機双方で兼用の構造となる。ただし、コントロールステックはそれぞれ別のものが二種類用意されている。内部にはNC-3型核融合ジェネレーターを2基搭載。 FF-X7コアファイターのうち、002号機にはガンダムのパイロットであるアムロ・レイが搭乗した。後に本機を中心とした分離・合体システム(コア・ブロック・システム)を活かしたGパーツや、本機の戦闘機としての能力の高さを活かしたコア・ブースターが開発されている。 武装 機首部に2連装30ミリ機関砲を2基、胴体に内装式の空対空ミサイルを装備。翼下にミサイル「AIM77D」を装着可能とした媒体も見られる。 備考 書籍『機動戦士ガンダムモビルスーツバリエーション3 連邦軍編』においては垂直尾翼形状の異なる「試作2号機」と「量産4号機」のデザインが掲載された。FF-X7コアファイターを「コアファイター1」と記述した資料も見られる。
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