F1で優勝したレース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 17:43 UTC 版)
「ゲルハルト・ベルガー」の記事における「F1で優勝したレース」の解説
10勝全てが、ある条件における初勝利、最後の勝利、久しぶりの勝利または唯一の勝利に該当する。故にこれらは「記憶に残る勝利」と評される。 初優勝…1986年メキシコGP - 自身の初優勝が、ベネトンチームにとっての初優勝、また1988年にターボエンジンが禁止されるまでの間、ノンターボエンジンでの最後の優勝、さらには2001年にラルフ・シューマッハが記録するまでBMWエンジンにおける最後の優勝。 2勝目…1987年日本GP - 低迷していたフェラーリにとって、1985年ドイツGP以来となる2年ぶり・37戦ぶりの勝利。自身初のポールトゥーウィンでもある。 3勝目…1987年オーストラリアGP - 1981年モナコGP-スペインGP以来、6年ぶり・104戦ぶりとなるフェラーリの連勝であり、自身にとって唯一の連勝。同時に自身初のハットトリック、更に全周回1位で自身唯一となるグランドスラムも記録。 4勝目…1988年イタリアGP - エンツォ死去直後に地元での1-2フィニッシュ。またこの年マクラーレン勢以外での唯一の勝利。 5勝目…1989年ポルトガルGP - 参戦した15戦中12戦リタイヤというシーズンの中、完走した数少ないレースで挙げた勝利。 6勝目…1991年日本GP - 最終ラップの最終コーナーで、セナに露骨に譲られた形でのマクラーレン移籍後初勝利。 7勝目…1992年カナダGP - チームメイトのセナや当時、コンストラクターズポイントランキング独走中のウィリアムズ勢がリタイヤする中、着実なレース運びで2年前のリベンジを果たす。自身初めて9月以降の開催でないレースで勝利し、また、マクラーレン移籍後自力で得た初の勝利でもある。 8勝目…1992年オーストラリアGP - ホンダの2期活動における最後のレースで優勝。2006年にジェンソン・バトンが勝利するまで、ホンダエンジン最後の優勝であった。 9勝目…1994年ドイツGP - 低迷を続けていたフェラーリにとって、1990年スペインGP以来となる4年ぶり・59戦ぶりの勝利。自身2度目のフェラーリ復活の勝利。 10勝目(最終優勝)…1997年ドイツGP - 3戦欠場後、復帰レースでの完全勝利。自身最後の勝利が、ベネトンチームにとっても最後の優勝。さらにポールポジション、ファステストラップも記録し、最後の優勝はハットトリックで占めた結果となった。
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