BADGE改とは? わかりやすく解説

BADGE改

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 06:35 UTC 版)

自動警戒管制組織」の記事における「BADGE改」の解説

初代システムは、就役当初世界最高といわれる能力有していたものの、1970年代後半になると、航空機性能向上に伴う脅威増大、および連接されている周辺システムの性能向上に追随しきれなくなってきた。このことから、防衛庁では昭和54年度より次期システム検討着手し1981年8月に、日本電気など3社に対して提案要求行った。これを受け、1982年1月には各社から提案書提出され評価した結果日本電気システムをもとに、他2社の電子交換機基地内通回線組み入れたものを採用することとされた。昭和58年予算所要経費盛り込まれ1984年3月に、「自動警戒管制組織近代化」として、日本電気契約締結された。 日本電気主契約社として、1983年から改修開始された。この改修は、下記のようなものであった総合的C4Iシステムへの発展指揮統制機能CCIS):作戦計画作成作戦現況表示などの処理の自動化を図る 通信回線統制機能(LCCM):通信網モニター代替通信ルート設定円滑化を図る 全般的な性能向上戦術情報処理装置処理能力向上 マン・マシン・インターフェース改良 地上固定回線光ファイバー構成拡張効率化防空司令所(DC: Direction Center)と防空管制所CC: Control Center)を防空指揮所(DC)として統合し作戦指揮防空管制一本化航空幕僚監部作戦室(ASOOC)、航空団戦闘指揮所WOC)、高射群戦闘指揮所GOC)のシステム加入 南西航空警戒管制隊本格的システム加入那覇に4ヶ所目の防空指揮所(DC)が設置された。 航空方面隊のどのDCを介してでも直接要撃管制が行えるようになった新型機への対応E-2C早期警戒機防空指揮所(DC)とのデータリンク連接BADGEで本来使われるTDDLではなくリンク 11よるものである。 F-15戦闘機への対応。F-15J側にJ/ASW-10機上データリンク装置搭載されている。

※この「BADGE改」の解説は、「自動警戒管制組織」の解説の一部です。
「BADGE改」を含む「自動警戒管制組織」の記事については、「自動警戒管制組織」の概要を参照ください。

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