B級に降格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 17:26 UTC 版)
2013年度、第72期A級順位戦に参加し、連続A級在籍記録は升田幸三を抜き歴代単独2位となったが、2014年1月7日に渡辺明に敗れ1勝6敗となった後、10日の他の対局でB級1組への降級が決定し、連続在籍記録は32期で途絶えた。永世名人資格保持者がB級1組所属となるのは第59期(2000年度)の中原誠十六世名人以来となる。 2018年10月1日、第68回NHK杯2回戦で稲葉陽に勝ち、史上5人目の公式戦通算1300勝(2135局・832敗・3持将棋、勝率0.610)を達成。2019年1月22日には、第32期竜王戦4組ランキング戦で船江恒平に勝ち、中原誠を超え歴代4位の1309勝を、同年9月12日には、第78期順位戦B級1組で松尾歩に勝利し、加藤一二三を超え歴代3位の1325勝を、それぞれ達成した。 しかし、松尾戦以降は順位戦で連敗し、2020年1月23日の千田翔太戦で敗れたことにより、最終局を待たずB級2組への降級が決まった(最終結果は3勝9敗の12位)。名人経験者のB級2組降級は加藤一二三・丸山忠久に次いで3人目、永世名人資格者のB級2組降級は谷川が初となる。 2022年、日本将棋連盟の理事会が谷川の実績や将棋界への貢献を考慮し永世名人襲位を推薦。本人および名人戦主催者の合意が得られたため、第81期順位戦の開幕を前に、5月23日付で永世名人(十七世名人)を襲位。6月9日に佐藤康光会長から推戴状を授与された。
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