3代目「ファインコンドル」(1993年-2011年)
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1993年1月 登場。この代はビッグサムとの部品共通化を図ったキャブになり、再び大型車と基本骨格が同じになる。上級グレードの名称が2代目のエクストラからカスタムに変更された。 1994年 4WD車を追加。 1995年2月 マイナーチェンジ。フロントグリルを変更し、同年より採用した新タイプのNISSAN DIESELロゴとUDエンブレムを装着した。平成6年排出ガス規制適合。また、FE6TB型を260psに向上した。 1996年9月 CNG車追加。 1997年4月 ショートキャブ(コンドルZ)登場。コンドルSSも並行して2004年まで生産される。 1997年8月 マイナーチェンジ。キャブの内外装を変更されるとともに、サイドドアビームと衝撃吸収式ステアリングを標準装備。全車に運転席SRSエアバッグもメーカーオプション設定された。 1997年10月 低床3軸・10t積のPWを追加。 1998年8月 低床4WD車が発売される。 1999年4月 マイナーチェンジ。逆台形の大型フロントグリルを採用するとともに、平成10年排出ガス規制に適合される。 2000年1月26日 アリソン・トランスミッション製5速オートマチックトランスミッション搭載車を設定。 2000年3月15日 MKシリーズに炭素繊維複合材を用いたウィングボディ車を設定。従来のアルミウィング車に比べて250kgの軽量化が図られ、最大積載量4000kgを実現した。(東レ+浜名ワークス製) 2000年5月19日 FU6型エンジンを搭載するCNG車をマイナーチェンジ。エンジン出力を向上し、標準車に先立ち、内外装の一新が行われた。 2000年5月23日 マイナーチェンジ。全車にABSと運転席SRSエアバッグが標準装備された。 2000年12月12日 FU6型エンジンを搭載するCNG車に5速ATを採用したモデルを追加。 2002年5月21日 一部改良。フロントリッドグリル上部の塗装色をジャンピングホワイトに変更した。平成13年騒音規制適合。 2002年5月28日 CNG車を一部改良。車両重量を軽減したほか、フロントリッドグリル上部の塗装色をジャンピングホワイトに変更した。 2002年6月24日 FE6型エンジンを搭載し、世界初となるキャパシターハイブリッドトラックを追加。モーターの駆動方式はパラレル式をとった。また、大型車に利用される機械式オートマチックトランスミッションを中型車では初めて採用した。同年10月4日には最初の納車先となる日本通運八王子支店に配置された。また、翌年度の年度省エネ大賞においては最高賞となる経済産業大臣賞を受賞した。 2003年2月3日 9tクラスのPK系にエアサス車を追加。 2003年4月21日 CNG車を改良。燃料容器の容量を増大した。 2004年5月20日 マイナーチェンジ。エンジンを日野自動車製J07E/J08E型エンジンに変更して平成15年排出ガス規制に適合し、CIも変更した。 ウインカーとフォグは一体型になった。これはいすゞ・342フォワード、日野・スペースレンジャーとも共通である。 2006年4月7日 J08C型エンジンを搭載するCNG車のカーゴ系・塵芥系に5速オートマチックトランスミッションをオプション設定。 2006年11月7日 一部改良。新長期規制に適合。 2008年6月10日 一部改良。GVW11tの中型免許対応車を追加。 2010年8月23日 4代目が登場した後も、MK(4t)とLK(5t)が暫くの間継続販売。 2011年7月11日 4代目にMKとLKが登場したため3代目全車種の販売が終了。ただし海外向けの生産は2016年現在でも継続中。 モデル末期には「UD TRUCKS」のエンブレムと新CIが装着されたが、総合カタログ(一部特装車の物を除く)やホームページの製品紹介の写真は最後まで旧社名「NISSAN DIESEL」のままだった。
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