Mkシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 15:16 UTC 版)
「アメリカ海軍のコンピュータ」の記事における「Mkシリーズ」の解説
武器局 (BuOrd) およびその後継組織である海軍武器システム・コマンド(NavOrd)では、主に射撃計算機などとして使用するミニコンピュータに対して独自の制式番号を付与している。その端緒となったのがMk.37方位盤で用いられたMk.1だが、これは、機械式計算機を用いていた射撃盤をもとに、電気機械式アナログコンピュータを使うように再設計したものであった。 Mk.42 - Mk.56 砲射撃指揮装置で用いられたアナログコンピュータ。 Mk.47 - Mk.68 砲射撃指揮装置で用いられたアナログコンピュータ。 Mk.116 - Mk.47を補完して、星弾の射撃を指揮するためのコンピュータ。 Mk.118 - Mk.74 ミサイル射撃指揮装置で用いられたアナログコンピュータ。 Mk.119 - Mk.76 ミサイル射撃指揮装置で用いられたアナログコンピュータ。 Mk.152 - UNIVAC 1219デジタルコンピュータの米海軍仕様であり、CP-848/UYKとも称された。Mk.74 ミサイル射撃指揮装置をデジタル化する際に導入されたほか、Mk.86 砲射撃指揮装置でも採用された。 Mk.157 - コングスベルグ(英語版)社のSM-3デジタルコンピュータの米海軍仕様であり、RIM-7Mミサイルおよびこれを管制するMk.91 ミサイル射撃指揮装置で導入された。 Mk.160 - 艦砲の射撃計算用デジタルコンピュータ。AN/UYK-20やAN/UYK-44と連接しても用いられる。
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