MC-K・MC-MKシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 00:30 UTC 版)
「モバイルギア」の記事における「MC-K・MC-MKシリーズ」の解説
MC-K1(1996年4月)、MC-MK11(1996年11月28日)、MC-MK12(1996年11月28日)、MC-MK22(1997年6月25日)、MC-MK32(1997年11月27日)キーボード操作モデル。タッチパネルは非搭載。表示画素数は640×240。16.5mmピッチのキーボードを搭載。 MC-K1は筐体が濃紺で「青モバ」と俗称された。これに対し、MC-MK11以降は筐体が黒になり、俗称は「黒モバ」。MC-MK11/12とMK22/32では色調が若干異なる。 MC-KおよびMC-MKシリーズは、ユーザーによる解析により、UNISHELLを外して通常のMS-DOSマシンとして使う方法が発見された。これを俗に「DOS化」と呼ぶ。ただし、DOS化によって失われるUNISHELLの拡張機能を補う為、デバイスドライバやパッチ加工など様々な工夫が必要であった。 さらに、FreeBSD2.2をベースにした「PocketBSD」も作られた。これにより本格的なUnix互換マシンに変身し、UNIXベースのプログラムのほとんどが動作した。PPPによるインターネット接続も可能であり、ウェブページの閲覧や電子メールのやりとりができた。Xは動作しなかったものの、"MGL"なるグラフィックスライブラリが個人によって作成され、ウィンドウプログラミングも可能になった。
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