11PM 11回忌法要スペシャル
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「11PM」の記事における「11PM 11回忌法要スペシャル」の解説
1999年(平成11年)11月11日、この日の日付に11が並んだこと、また終了からおよそ満10年(数えで11年)経ったことから『11PM 11回忌法要スペシャル』が、同日午後11時37分から0時50分まで一夜限りでNNN30局で放送され、大橋巨泉ら歴代の司会者をはじめ、番組にゆかりのある有名芸能人が一堂に会した。 番組内容は、11PM11回忌法要と銘打たれたパーティの中継で、赤坂プリンスホテルロイヤルホールのメイン会場は徳光和夫の司会進行で行われた。メインステージは祭壇を模しており、遺影の部分は番組のシンボルだった11時を指す懐中時計のオブジェで、位牌も作られており、「性楽院深夜拾壱開拓居士」と戒名まで記されていた。 巨泉や愛川、朝丘らがスタジオ形式でフリートークを行う会場入口前セットの進行は福澤朗で、当時日本テレビのアナウンサーだった福澤は巨泉から「給料制か。フリーになって、ウチの事務所(オーケープロダクション)に来い」とツッコまれていた。番組の基本ベースは、番組の生い立ちを人の生涯に見立てた、過去のお宝映像を紹介するVTR企画とそれに沿ったフリートークで展開され、会場入口前セットでは爆笑問題が11PMの歴史を振り返るフリップ漫才などが行われたほか、メインステージでは、千堂あやかによるストリップショーが披露され、放送された。パーティの終盤には藤本義一を始めとする大阪イレブンの面々も駆けつけ、番組の最後に巨泉、愛川、藤本の3人がトークし、現在のテレビ番組に対して苦言を呈していた。 番組のメインスポンサーには当時と同じサントリー・トヨタ自動車・資生堂(「ご覧のスポンサー」扱い。なお表記は「アウスレーゼ」名義)が付き、番組名物だったサントリーの生CMも再現され、巨泉と松岡きっこがサントリーの商品を紹介、メイン会場のパーティでもサントリーのアルコール類で乾杯が行われた(CMのコピーは「サントリーのワインで21世紀を祝おう」)。 この11回忌法要スペシャルは、本放送当時の現役スタッフだった菅原正豊率いるハウフルスが制作を担当し、菅原も総合演出として参加した。なお、読売テレビは制作協力扱いで製作著作は日本テレビだった。
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