頭脳星人 チブル星人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 01:20 UTC 版)
「ウルトラセブンの登場怪獣」の記事における「頭脳星人 チブル星人」の解説
第9話「アンドロイド0指令」に登場。 地球侵略を狙う知能指数5万の宇宙人で、宇宙でもトップクラスの頭脳を持つとされている。外観のほとんどを占める頭部以外は3本の短い足があるだけで、変身能力を備えているものの戦闘能力は低い。全身には相手を麻痺させるトゲを持つ。老人に化けて子供たちにおもちゃの銃と催眠装置を仕組んだワッペンをばら撒き、催眠状態になった子供たちに玩具から本物に変わった銃で大人たちを殺害させる計画「アンドロイド0指令」を実行しようとする。 アンドロイド少女ゼロワンを操ってダン・ソガを追い詰めるが、あと一歩のところで逆に追い詰め返されて正体を現す。最後はセブンのエメリウム光線で倒され、溶解する。 人間体:植村謙二郎 チブル星は、星人たちも含めてすべての生物がコンピューターの管理下に置かれている(放映当時の雑誌設定)。 「ちぶる」は沖縄方言で「頭」という意味。同話の脚本を手掛けた上原正三が沖縄県出身だったことに由来する。 デザインは成田亨によるもので、貝殻を抽象化したものと述べている。 他の作品への登場一峰大二の漫画版『ウルトラセブン』では、正体が露呈したと同時に巨大化してウルトラセブンと対峙。格闘戦でウルトラセブンを苦しめるなど、テレビ版と違って強敵として描かれるが、最後はセブンのアイスラッガーによって一刀両断される。 『フィギュア王』に掲載された「ゴードの巻」では、一峰大二の漫画版同様に巨大化してセブンを襲ったが、こちらでも最後はアイスラッガーで両断される。 『ウルトラマンタロウ』放映当時の学年誌の記事[要文献特定詳細情報]では、怪獣軍団の参謀を務める。作戦会議などでもメフィラス星人やヤプール、ヒッポリト星人などの幹部らとともに姿を見せている。 『ウルトラマン80』放映当時の小学三年生の漫画版では、怪獣墓場に眠る歴代のロボット怪獣を修理再生した軍団を率いて地球に襲来する。 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』ではベリュドラの胴体を構成する怪獣の1体となっている。 『ウルトラゾーン』第14話アイキャッチでは、クール星人、ビラ星人とのトリオで臨んだお笑いのオーディションでボケ役(クール星人にハリセンで叩かれる)を演じている。また、コントパート(「不良怪獣ゼットン」「怪獣職務質問」)では、アンドロイド0指令を警告するチラシが背景に登場する。 『ゆがふぅふぅ』(沖縄テレビ)の番組内のお笑い番組「GONGON」には、チブル星人と沖縄民謡歌手・登川誠仁の名前にかけたチブル誠仁というキャラクターが登場する。
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