青銅の基督とは? わかりやすく解説

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せいどうのキリスト【青銅の基督】

読み方:せいどうのきりすと

長与善郎中編小説大正12年(1923)1月、「改造」誌に発表副題一名南蛮鋳物師の死」。江戸時代長崎舞台に、踏み絵用のキリスト像を見事に作り上げたためにキリシタン疑われ処刑される鋳物師悲劇を描く。


青銅の基督

作者長与善郎

収載図書編年体大正文学全集 第12巻 大正十二
出版社ゆまに書房
刊行年月2002.10


青銅の基督

読み方:セイドウノキリスト(seidounokirisuto)

作者 長与善郎

初出 大正12年

ジャンル 小説


青銅の基督

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/05 07:24 UTC 版)

青銅の基督』(せいどうのきりすと)は、長與善郎が雑誌『改造1923年大正12年)1月号に発表した小説である。発表後、1939年昭和14年)に大幅な改訂が施された。1955年(昭和30年)に映画化された。

あらすじ

江戸時代初期の長崎に萩原裕佐という南蛮鋳物師が住んでいた。裕佐は隠れキリシタンの娘モニカを娶ることを望んでいたが、裕佐がキリシタンでないことからモニカの父親から反対されていた。

裕佐はモニカの兄に誘われ降誕祭ミサに足を運ぶ。そこに、転びバテレンキリシトファ・フェレラが踏み込んできた。

映画

青銅の基督
監督 渋谷実
脚本 斎藤良輔
製作 白井和夫
製作総指揮 高村潔
出演者 岡田英次
滝沢修
香川京子
石浜朗
山田五十鈴
音楽 黛敏郎
撮影 長岡博之
編集 杉原よ志
製作会社 松竹京都撮影所
配給 松竹
公開 1955年10月11日
上映時間 126分
製作国 日本
言語 日本語
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『青銅の基督』(せいどうのきりすと)は、1955年(昭和30年)10月11日公開の日本映画である。松竹製作・配給。監督は渋谷実モノクロスタンダード、126分。第9回カンヌ国際映画祭で上映された[1]。2018年(平成30年)には秋原北胤監督のもとおよそ60年ぶりに再度映画化された[2]

スタッフ
キャスト

テレビドラマ

これまでに2度、テレビドラマ化されている。

TBS系 近鉄金曜劇場(1964年2月14日)
前番組 番組名 次番組
十年ひとむかし
青銅の基督
  • RKB毎日放送制作
奇蹟の女(再放送)
  • TBS制作

脚注

  1. ^ La Sélection officielle 1956” (仏語). Festival de Cannes. 2009年3月28日閲覧。
  2. ^ 青銅の基督”. 映画.com. カカクコム. 2024年2月5日閲覧。

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