陸上自衛隊 第一師団普通科連隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:18 UTC 版)
「彼岸島の登場人物」の記事における「陸上自衛隊 第一師団普通科連隊」の解説
吸血鬼に占領された国会議事堂の奪還を狙う陸上自衛隊の生き残り。銃火器、爆薬、戦車、偵察用ドローン等の近代兵器を保有している。吸血鬼を一掃した後は国会議事堂をシンボルに新政府を立ち上げ日本の再建を計画しているが、蟲の王との戦いで多くの隊員を失い生き残りは50人程である。食料を奪うため隊員を殺された等の経緯から永田町周辺に侵入する民間人を信用しておらず、吸血鬼同様に敵対の対象としている。 連隊長 本名不明。一回目の国会議事堂奪還作戦の唯一の生き残り。右目を中心に腫れ物ができた醜悪な顔をしており、四肢を失っているため後述のつり目の隊員に車椅子で移動させて貰っている。明達にも威圧的な態度をとっているが前述の未来の日本を見据えた計画は鮫島とネズミも認めていた。 一回目の国会議事堂奪還作戦では200人の一個中隊を率いて国会議事堂奪還を試みるが部隊は全滅し、自身も身体が変異し上記の姿になってしまう。その姿になりながらも、蟲の王が地下にアジトを構えていることを突き止めた。 二回目の国会議事堂奪還作戦では遅れて戦車と率いて地下のアジトに突撃し、明達の手助けをする。蟲の王討伐後は顔の腫れ物が落ちて異形化が解け、日本の復興に全力を尽くすことを誓う。 つり目の隊員 本名不明。連隊長を補佐しているつり目で髭を生やした鷲鼻の隊員。連隊長と同様に民間人の明達に威圧的であるが、半年前に吸血鬼に家族を殺された(息子は左吉に似ている)過去を持ち、それを知った勝次は彼を含め自衛隊の認識を改める。 明達を最後まで「民間人」と呼びキツく当たっていたが、蟲の王討伐後は初めて笑顔を見せた。 十条(じゅうじょう) 自衛隊の生き残り。階級は二尉。明達と初めて遭遇した自衛隊。自分の分の食料を振る舞う等、自衛隊員の中では比較的明達に友好的に接する。 国会議事堂付近に来ていた明達を襲撃するが、明が姑獲鳥を倒したという情報を聞き、共闘を持ちかけるために明達を自衛隊の本部へと案内する。 二回目の国会議事堂奪還作戦では明達に作戦内容を伝え、蟲の王が居る最深部まで行動を共にする。 上原(うえはら) 自衛隊第七行動隊隊長。作中では口元と両腕しか見えておらず、拷問野郎による度重なる拷問のためか自分が自衛隊であることすら覚えていないほど気が触れていた。 明達が拷問部屋に訪れた時、仲間が死んでいることを知り激しく動揺する。その後来た拷問野郎に明達が居ることを伝えるも、彼にハンマーで頭を打ち付けて気絶する。その後は自分のことを思い出し、蟲の王の弱点が心臓であることを十条に伝えて死亡する。
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