関西本線経由優等列車沿革
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 23:28 UTC 版)
「かすが (列車)」の記事における「関西本線経由優等列車沿革」の解説
関西本線経由伊勢方面の優等列車の沿革については「南紀 (列車)」を、近鉄と並走していた「かすが」「平安」の近鉄との関係については「近鉄特急史#近鉄線と並行する国鉄・JR線の優等列車など」を参照 1949年(昭和24年)6月1日:名古屋駅 - 湊町駅(現在のJR難波駅)間(関西本線経由)で、毎日運転の臨時列車として準急列車が3往復運転開始。 9月15日:名古屋駅 - 湊町駅間の準急が定期列車化。 1955年(昭和30年)3月22日:3往復のうち、1往復がキハ17形・キハ50形気動車に変更。 1956年(昭和31年)7月15日:残りの2往復も気動車化。当初はキハ51形が使用され、のちにキハ55系も使用されるようになる。 1958年(昭和33年)11月1日:準急列車に「かすが」と命名。 1962年(昭和37年)5月1日:名古屋駅・桑名駅 - 京都駅間(関西本線・草津線経由)で準急「平安」が運転開始。 1963年(昭和38年)10月1日:「かすが」の1往復の運転区間が、名古屋駅 - 奈良駅間に短縮される。 1965年(昭和40年)3月1日:名古屋駅 - 東和歌山駅(現在の和歌山駅)間(関西本線・阪和線経由)で特急「あすか」が運転開始。 1966年(昭和41年)3月5日:「かすが」「平安」が急行列車になる。 1967年(昭和42年)10月1日:「あすか」が廃止。 1968年(昭和43年)10月1日:ダイヤ改正により、次のように変更。桑名駅 - 京都駅間の「平安」が廃止され、1往復になる。 名古屋駅発着の「平安」は名古屋駅 - 柘植駅間で「かすが」と併結運転される。 「かすが」の運転区間が基本的に名古屋駅 - 奈良駅間になり、湊町駅乗り入れ列車は上り列車1本のみになる。 1973年(昭和48年)10月1日:「かすが」の運転区間が名古屋駅 - 奈良駅間になる。 1982年(昭和57年)5月17日:「かすが」が2往復になる。 1985年(昭和60年)3月14日:「平安」が廃止。「かすが」は1往復に削減される。 1999年(平成11年)12月8日:「かすが」の使用車両が、キハ58系気動車・キハ65形気動車からキハ75形気動車に置き換えられる。 2006年(平成18年)3月18日:「かすが」が廃止される。
※この「関西本線経由優等列車沿革」の解説は、「かすが (列車)」の解説の一部です。
「関西本線経由優等列車沿革」を含む「かすが (列車)」の記事については、「かすが (列車)」の概要を参照ください。
- 関西本線経由優等列車沿革のページへのリンク