近鉄線と並行する国鉄・JR線の優等列車など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 10:56 UTC 版)
「近鉄特急史」の記事における「近鉄線と並行する国鉄・JR線の優等列車など」の解説
近鉄の各路線には、並行して東海道新幹線・東海道本線(名古屋 - 大阪間)、関西本線(名古屋 - 四日市 - 奈良 - 難波間)、奈良線(京都 - 奈良間)、紀勢本線・参宮線(津 - 鳥羽間)、片町線(大阪 - 田辺 - 祝園 - 奈良間)などといった国鉄 - JRの路線が存在している区間が多い。 国有鉄道は、現在の関西本線・参宮線・奈良線・草津線・片町線といった路線を建設・運営していた「関西鉄道」を1907年(明治40年)に「鉄道国有法」によって国有化した後は、三重県・奈良県といった地域で独占的な地位・利益を占めていたが、大軌・参急が大阪 - 伊勢間に高速電車を走らせ始めるとそれを大きな脅威と感じるようになった。そこで当時の国有鉄道を運営していた鉄道省 - 日本国有鉄道は戦前 - 戦後を通じて、大軌・参急 - 近鉄に対抗すべくそれらの路線で高速列車を走らせた。 JRとなった今では、JR東海の東海道新幹線や在来線である関西本線・紀勢本線・参宮線と伊勢鉄道伊勢線を通って名古屋駅 - 鳥羽駅間を結ぶ快速列車「みえ」、さらにJR西日本が「アーバンネットワーク」の一環として運行する「大和路快速」・「みやこ路快速」位のものとなっているが、かつてはもっと多くの路線でそれを行っていた。その概略を系統ごとに示すと下記のようになる。
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