野球盤を応用したもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 09:07 UTC 版)
毎年1月に放送されるとんねるず司会のテレビ朝日の特別番組『夢対決!とんねるずのスポーツ王は俺だ!スペシャル』では、この野球盤ゲームを応用した「リアル野球BAN対決」が実施されている。このゲームは毎年、石橋貴明を中心とするチームと前年活躍したプロ野球選手を対戦相手にして実際の野球場(平年は東京ドームまたは札幌ドームだが、数回西武ドームで行ったことがある。観客には開放されず)に野球盤ゲームのセットを再現したもの。投手の投球はバーチャルピッチングマシン(バッティングセンターで実際に投手が投げている映像を利用したもの)を使い、それを対戦する両者が通常の野球と同じく各イニングス表と裏の攻撃に分かれて打席に立って対戦するというもの。他のルールは上記の野球盤のルールを準用するが、外野のフィールドの何も書かれていない部分に打球が止まった場合はアウトになる。 東海テレビの『ぐっさん家~THE GOODSUN HOUSE~』でもリアル野球盤が登場している。また、2006年まで毎年1月4日に放送されていたスポーツイベント番組プロ野球オールスタースーパーバトルにもリアル野球盤が登場していた(こちらは観客に開放)。 フジテレビの深夜番組『FNS地球特捜隊ダイバスター』で消える魔球を打つ企画が放送され、バットを溶接して長軸化、野球盤本体の改造により目的を達成した。 フジテレビONEでは、2013年3月13日と3月14日の2日にわたり、実際の野球盤の試合を本当のプロ野球中継のごとく実況生中継で放送するという番組「THE野球盤 L!VE2013」という番組が放映された。すぽると!の中継スタジオに野球盤を持ち込み、CCDカメラを8台野球盤に取り付けることによって、実際のプロ野球中継に似たカメラアングルを実現した。その後も何回か放送しており、山本昌、三浦大輔、相川亮二、渡辺俊介、畠山和洋をはじめ、現役プロ野球選手も出演し実際に野球盤でプレイしている。 日本国内産の木製バットの約半数が作られている富山県南砺市福光地域では、2014年から毎年10月に「バットの町福光 小学生リアル野球盤大会」が開催されている。 鉄道車両の整備を手掛ける堀江車輌電装により、幅・奥行5.2mの大型野球盤が障がい者にやさしい設計で開発され、ユニバーサル野球という名で小学校や特別支援学校などで活用されている。
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