野球等におけるスライディング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 15:57 UTC 版)
「スライディング」の記事における「野球等におけるスライディング」の解説
二塁・三塁の進塁・帰塁時と一塁への帰塁時に、主に以下のようなことを目的として行われる。 塁を踏み越えてオーバーランしないように、かつ急減速するため 低い位置から滑り込んで野手に触球されるまでの時間を稼ぎつつ、伸ばした手足で素早く塁に触れるため 塁上の野手(特に捕手)から離れた位置で滑り込み、手だけで塁に触れて触球をかわすため 野手との不要な衝突を避け、危険防止を図るため。かつては逆に落球(クロスプレイ#本塁上の捕手へのタックルやブロックについて参照 )や併殺成立阻止を狙ってタックルのような激しいスライディングをする場合もあった。現在は規則改正によりタックルは禁止とされその走者がアウトになるのみならず他の走者もアウトになるケースがある。 また本塁でのクロスプレイ時にも行われる。本塁では減速する必要は無いが、平坦なベースが確認しにくいこともあって駆け抜けはあまり行われない。かつては本塁に構える捕手に向かってタックルすることが認められていたが、現在はコリジョンルールで禁止されている。
※この「野球等におけるスライディング」の解説は、「スライディング」の解説の一部です。
「野球等におけるスライディング」を含む「スライディング」の記事については、「スライディング」の概要を参照ください。
- 野球等におけるスライディングのページへのリンク