里山スタジアムプロジェクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 05:41 UTC 版)
「ありがとうサービス. 夢スタジアム」の記事における「里山スタジアムプロジェクト」の解説
岡田はクラブライセンス基準を満たす諸施設(放送ブースやドーピングルームなど)の整備の必要性からありがとうサービス. 夢スタジアムの増築は難しいと考えており、2023年を目処に、スポーツパークの空き地に別途1万5,000人収容の新たなサッカー専用スタジアムを作る計画を示唆。新スタジアムについては2019年11月15日に今治市議会スポーツ振興特別委員会において、今治.夢スポーツが全額出資した「今治.夢ビレッジ」が建設主体となって、スポーツパーク内の市有地57,373平方メートルに、J1スタジアム基準を満たす1万5,000人規模のスタジアムを建設する案が示された。ありがとうサービス. 夢スタジアム同様、用地は市が有期で貸与する予定で、2020年10月の着工、2022年1月の完成を目指すという計画だったが、新型コロナウィルスの影響で着工が遅れ、2021年10月着工、2023年初め頃の完成予定と当初予定から1年ほど遅れて工事が行われることになった。 2021年1月31日の2021シーズン方針発表会において、新スタジアムの建設計画の詳細が明らかにされた。新スタジアム計画は里山をコンセプトとした「里山スタジアムプロジェクト」と称し、試合日以外も人が集まれる街のシンボルとしての位置づけを与えるものとしている。屋根付きのメインスタンドを備えた全周1層式の球技専用スタジアムとし、観客席は当面はJ3基準相当の6,000席規模とした上で、クラブのステップアップに合わせてJ2基準相当の10,000人規模、或いはJ1基準相当の15,000人規模まで増席可能な構造としている。設計は梓設計、施工はりんかい日産建設と四国通建が担当し、2021年10月26日に地鎮祭を行って工事に着手、2023年シーズン前の完成を目指すという。また、完成後はありがとうサービス. 夢スタジアムをクラブの練習場に転用する計画としている。 スタジアムは単にJリーグなどのサッカーの試合・練習を行うグラウンドやスタンドだけでなく、試合がない日にも様々なアクティビティーを兼ね備え、季節ごとに違った雰囲気を見せる里山の空間づくりや、地球の自然環境との共生など、地域交流の場づくりを図ることも目指している。 なお、2021年度の今治のクラブライセンスについてはこの計画に基づいて「施設基準の例外規定(5年以内のスタジアムの新設)」適用申請が認められており、J2ライセンスの判定となったが、条件として「2021年シーズン開幕までにありがとうサービス. 夢スタジアムに試合開催可能な照明設備を設置すること」が付されている。なお、成績要件でJ2昇格が果たせない場合は照明設備改修工事を取りやめとなり、その場合はJ2ライセンス効力が失われることが明言されている(実際2020年度は7位で終了しJ2昇格の案件を満たさず、「(J2ライセンス)解除条件」を充足したものとしてJ3ライセンスへの降格となっている)。2022年度の今治のクラブライセンスについても同様の取り扱いとなっている。
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