里山サテライト(愛称:かたりべの家)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/13 14:58 UTC 版)
「海上の森」の記事における「里山サテライト(愛称:かたりべの家)」の解説
2004年から2005年にかけて海上の森の中央(瀬戸市海上町)に整備された休憩所。あいち海上の森センターのサテライトである。休憩スペースと展示スペースで構成されており、維持管理は移築にかかわった人を中心に市民が行っている。別棟の循環式トイレが併設されている。また、施設の近くに農業体験が出来る水田がある。 なお、愛称は、上記の「ムーアカデミー」との同時公募により決定した。 休憩所は海上の森に80数年建っていた古民家を移設・整備したもの。愛知県瀬戸市の市民グループ「海上古民家再生プロジェクト実行委員会」が中心となり、建築家三輪邦夫(一級建築士)をはじめとする多くの専門家や市民ボランティアの参加のもとで移築された。元となった民家は、軒が高いなど今ではほとんど残っていない建築様式を採用したものである。もともとは瀬戸市赤津町にあったものが1918年(大正7年)に同市海上町に移築されたものであることが、調査で明らかになった。 老朽化が激しかったが、いったん解体した後、柱や瓦を補強するなどして、1年8カ月かけて元の場所から約 500 m 離れた所で建て直された(いずれも瀬戸市海上町)。愛知万博開幕直前に完成し、移築プロジェクトの内容は、2005年4月3日愛知万博の瀬戸愛知県館内の「森の劇場」で報告された。
※この「里山サテライト(愛称:かたりべの家)」の解説は、「海上の森」の解説の一部です。
「里山サテライト(愛称:かたりべの家)」を含む「海上の森」の記事については、「海上の森」の概要を参照ください。
- 里山サテライトのページへのリンク