里山
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里山(さとやま)とは、集落、人里に隣接した結果、人間の影響を受けた生態系が存在する山をいう。深山(みやま)の対義語。
注釈
出典
- ^ 有岡利幸『里山』 1巻、法政大学出版局〈ものと人間の文化史〉、2004年3月、1-2頁。ISBN 4588211811。
- ^ 佐々木高明 『日本文化の多様性』 小学館、2009年、126-127頁。なお、「ウチヤマ」は焼畑を行う土地や薪炭林、桑畑など。「オクヤマ」は材木を調達したり狩猟をしたりする山林で、「ダケ」は最も標高が高い部分で原生林となっている。
- ^ 四手井綱英 『森林はモリやハヤシではない―私の森林論』 ナカニシヤ出版、2006年、3章。ここで四手井は上述の近世の「里山」の用例に言及しつつ、日本列島の農用林を「里山」と名付けた経緯について語っている。
- ^ “Photologue - 飯沢耕太郎の写真談話(26) 知的好奇心をくすぐる自然写真(4)”. マイナビニュース. 2019年4月26日閲覧。
- ^ 佐藤洋一郎、石川隆二『〈三内丸山遺跡〉植物の世界-DNA考古学の視点から-』裳華房〈ポピュラー・サイエンス〉、2004年。ISBN 4785387653。[要ページ番号]
- ^ Jared Diamond, "Collapse: How Societies choose to fail or succeed", Penguin Books, 2005, pp297-298.
- ^ Ibid, p298.[要文献特定詳細情報]
- ^ 別項「はげ山」に「1894年」という記述がある。
- ^ 太田猛彦『森林飽和』NHK出版〈NHKブックス〉、2012年、161-163頁。
- ^ 有岡 2004b, pp. 67–98.
- ^ 穂別高齢者の語りを聞く会『穂別高齢者の語り聞き史(昭和編)大地を踏みしめて 下 冨内駅・物流拠点としての役割』穂別高齢者の語りを聞く会、2014年、213頁。
- ^ 若林幹夫『郊外の社会学』筑摩書房、2007年。ISBN 9784480063502。[要ページ番号]
- ^ 有岡、前掲書、113-166ページ[要文献特定詳細情報]
- ^ 有岡、前掲書、180-184ページ[要文献特定詳細情報]
- ^ 内山節『「里」という思想』新潮社、2005年。ISBN 4106035545。[要ページ番号]
- ^ 野本寛一『生態と民俗』講談社〈講談社学術文庫〉、2008年5月、299-301頁。ISBN 9784061598737。
- ^ 有岡、前掲書、170-173ページ[要文献特定詳細情報]
- ^ 有岡、前掲書、192-230ページ[要文献特定詳細情報]
- ^ “市街地山林への相続税---高過ぎる評価額と物納の可能性”. バードレポート. 2019年4月26日閲覧。
- ^ 有岡、前掲書、35-58ページ[要文献特定詳細情報]
- ^ 宮本常一「世間師(二)」『忘れられた日本人』岩波書店〈岩波文庫〉、1984年。
- ^ 有岡 2004b, pp. 1–5.
- ^ 有岡、前掲書、1ページ[要文献特定詳細情報]
里山保全
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名古屋市天白区平針地区の里山開発事業に対して、開発業者に対して融資引き上げを示唆することで、COP10開催中にも関わらず間接的に里山開発を促したことが知られている。
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