過去のイェーガー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 08:39 UTC 版)
「パシフィック・リム (映画)」の記事における「過去のイェーガー」の解説
なお上記の4体以外にも以下の4体のイェーガーが過去に存在し、いずれも本作の冒頭シーンおよび回想シーンに登場する。 機体名世代国籍初出動全高重量怪獣討伐数機体色コヨーテ・タンゴ第1世代 日本 2015年 85m 2,312t 2体 灰色 ホライゾン・ブレイヴ第1世代 中国 2015年 72.5m 7,890t 2体 黄色がかった灰色 タシット・ローニン第1世代 ペルー(日本) 2015年 74m 7,450t 3体 白 ロミオ・ブルー第1世代 アメリカ 2015年 78m 7,775t 2体 青 コヨーテ・タンゴ(英:Coyote Tango) パイロット:スタッカー・ペントコスト、タムシン・セビア 日本で建造されたイェーガー。過去に多数製造されたイェーガーの初期型の1体で、物語開始時には既に失われている機体である。過去にマコが家族を失った原因である東京の怪獣襲撃の際に出撃し、3時間に渡って戦闘を繰り広げ、討伐を成功させたという過去を持つ。中距離戦型で武装は背部に装備された2門の原子力エネルギー砲である「モーター・キャノン」と各指から発射するエネルギー砲「エナジー・キャスター」。ゲーム版では、エナジー・キャスターを利用したビームソードと、腕そのものがエネルギー砲に変形する攻撃も持つ。エネルギーコアの放射線対策が完璧ではなく、パイロットが長時間戦闘を行うと重度の被曝をしてしまうという重大な欠陥が存在する。本作ではマコの回想シーンに登場する。 ホライゾン・ブレイヴ(英:Horizon Brave) パイロット:ロー・ヒン・シェン、ズイチイ・ポー 中国で建造されたイェーガー。「クリムゾン・タイフーン」同様、モノアイの頭部を有しており、冷凍系の武装が特徴。冷却砲「クリオ・キャノン」で怪獣を凍結させて粉砕する「サブゼロサッカーパンチ」を必殺技として持つ。本作ではもう一機の同型が同時進行で建造されていた。第1世代のイェーガーにも関わらず、2019年のマニラでの戦いでは非常に強力なカテゴリー4相手に単機で立ち向かい、ジプシー・デンジャーとストライカー・エウレカらの到着まで持ちこたえた。 タシット・ローニン(英:Tacit Ronin) パイロット:ダック・ジェソップ、カオリ・コヤマダ ペルーで建造された日本のイェーガー。コヨーテ・タンゴの先代機。装甲を軽量化して機動性を向上させるためか、他のイェーガーに比べると細い体型をしている。怪獣を翻弄し、至近距離から腕の剣である「ファングブレード」で致命傷を負わせる「コブラ・ストライク」を必殺技として持つ。ペルーのリマを警護していて、三度の出撃を経験した後に怪獣に破壊された。 ロミオ・ブルー(英:Romeo Blue) パイロット:ブルース・マッケンジー・ゲイジ、トレビン・ジュールズ・ゲイジ アメリカで建造されたイェーガー。ジプシー・デンジャーの先代機。胸部中央に大きな突起があり、胸部にはガトリング砲が装備されている。近接戦闘型で、怪獣の喉を狙う「タクティカル・ブレイク」を必殺技として持つ。重量が重いため、戦闘では敵を抑え付けられるが、移動速度がネックであり、ナイフヘッドに振り切られてしまったという過去を持つ。2020年に、シアトルでの怪獣襲来で破壊された。設定当初は三脚であった。
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