車両への表示とは? わかりやすく解説

車両への表示

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 13:39 UTC 版)

鉄道の車両番号」の記事における「車両への表示」の解説

車両番号車体正面側面、また車内など表示される表示方法はさまざまで、鉄板カット活字載せたナンバープレート車体カット活字貼り付けたもの、車体直接ペンキ書いたりなどがある。 車両番号片仮名を含む場合日本国有鉄道国鉄) - JR各社では「クモヤ145-1007」のように片仮名表記するが、四国旅客鉄道JR四国)の新形車両私鉄多くでは通常車体車種片仮名表記せず数字部分のみとする。なお、京成電鉄(3700形以降正式な形式名は番号のみで区別している)や西武鉄道6000系以降正式な形式名は番号のみで区別している)の一部旧型車両では片仮名併記されている。 車番表示書体概ね標準的なゴシック体だが、各鉄道営業体に特有の書体用い場合もある(阪神電気鉄道南海電気鉄道神戸市営地下鉄名古屋鉄道東京メトロなど)。細かく見れば、同じゴシック体のようでも各営業体で微妙に異なるのが分かる。またJR各社も、車種片仮名数字書式については旧国鉄時代のものを引き継いできたが、21世紀初頭になって西日本旅客鉄道JR西日本)(207系以降新型車両221系車内ナンバープレートのみ、87系気動車および35系客車を除く)でのゴナ(および683系287系改造系列103113201系30/40N更新車含む)などのモリサワ新ゴ)体、東日本旅客鉄道JR東日本)・近畿日本鉄道21000系以降特急形および30000系ビスタEX」、シリーズ21以降通勤形)、北総鉄道の7300形にまで採用されていたヘルベチカなど、新型車両での別書採用従来型車両での書体変更見られるようになった九州旅客鉄道JR九州)の一部車両見られるゴシック体文字周りを1文字ずつ四角で囲む「水戸デザインのような特殊な例も見られる鉄道ナンバープレートは、廃車された蒸気機関車のものなどについてコレクションの対象となっており、プレミアム付いて取引されたりする。各鉄道事業者車庫見学会などの折、他の鉄道廃材並べ即売会を行うこともある。一方でコレクションが昂じて、あまり厳重に管理されていない公園静態保存されている車両さらには現役車両から盗む事件発生している。

※この「車両への表示」の解説は、「鉄道の車両番号」の解説の一部です。
「車両への表示」を含む「鉄道の車両番号」の記事については、「鉄道の車両番号」の概要を参照ください。

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