超電子人間ストロンガー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 01:13 UTC 版)
「仮面ライダーストロンガー」の記事における「超電子人間ストロンガー」の解説
キック力:100トン 第31話から登場。最強の改造魔人集団デルザー軍団から重傷を負わされ体内の電気回路を寸断された茂が、元ブラックサタンの科学者である正木洋一郎博士から超電子エネルギーを発生させる超電子ダイナモを身体に埋め込まれ、電気人間の100倍のパワーを発揮する超電子人間となった姿。チャージアップストロンガーとも表記される。 通常のストロンガーを遥かに凌ぐ驚異的なパワーを持ち、全ての電気技が通用せず、苦戦することが多かったデルザーの改造魔人を凌駕し、一撃で倒すほどのパワーを持つ。チャージアップ形態になってからは超電子ダイナモの影響からか、通常状態のストロンガーも強化されたらしく、苦戦することが多かったデルザー軍団と互角に戦えるようになり電気技も効くようになった。ただし、超電子の使用には1分間という時間制限があり、これを1秒でも越えると自爆してしまう危険性を持つ。超電子状態での技の使用は従来の10数倍のエネルギーを消費する。 チャージアップ時の外見はカブテクターに銀色のラインが入る、カブトショック(額の角)が銀色に変化する、ビッグアイの色が微妙に変化するなどの違いが見受けられる。「チャージアップ」の掛け声とともに一定のポーズを取ると、胸のSポイントが回転し、余剰エネルギーが放出される。 デザイン・造型 ストロンガーのパワーアップ形態は企画段階から検討されていた。石森によるラフデザインでは角の展開や肩からせり出す電気カッターなどのギミック案が存在し、前者は後年『仮面ライダーアギト』で採用されている。 マスクは新規造形で、角はアルミ板を貼り合わせて作られた。撮影会の時点では胸部の銀のラインが存在しなかった。 必殺技 超電子ドリルキック 右足を軸にして、身体をドリルのように回転させ、キックとともに超電子エネルギーの電撃を注ぎこむ。ドクロ少佐と岩石男爵の首を跳ね飛ばした。 第38話のジェネラルシャドウとの最終決戦では「超電ドリルキック」と呼称し、倒すまでには至らなかったがシャドウを怯ませている。 『仮面ライダー (スカイライダー)』第21話ではチャージアップせずに繰り出し、ネオショッカーのクラゲロンを撃破した。超電スクリューキック 両足を軸にして、体をスクリュー状に回転させて見舞う、超電子ドリルキックの強化版。狼長官をこの技で怯ませた隙に部下に捕らわれた少女を救い出した。 超電三段キック 3回敵を蹴る(岩石男爵戦)タイプと三段跳びの後で1回敵を蹴る(狼長官戦)タイプがあるが、後者は満月の光を浴びて、不死身となった狼長官には効果が無かった。 超電稲妻キック 空中で大の字になって側転し、落雷とともに数倍の高圧電流を得たキックをする最強の技。威力が高い分、エネルギー消費が著しい。狼長官戦で決め技になった他、ジェネラルシャドウとの最終決戦では相討ちの恰好ながら、それを葬った。 超電大車輪キック 空中で大の字になって側転しながら急降下して、蹴りを見舞う。ヘビ女を倒した。 超電逆落とし スペシャル版では「超電竜巻落とし」と呼称されている。敵を捕えて、ジャンプし、空中で回転させてから落下させる脳天逆落とし。磁石団長に使用。 超電ジェット投げ 相手の両足首を掴んで振り回し、ジャイアントスイングをした後、投擲する。磁石団長を、Xライダーやアマゾンの投擲技で投げ飛ばされたヨロイ騎士にぶつける際に使用。 超電急降下パンチ ジャンプの後真下にいる敵に向かって急降下し、パンチ 3連発を浴びせる技。相手の体が胸あたりまで地面にめり込むほどの威力がある。隊長ブランク戦で使用し、その後で地面にめり込ませた後、首根っこを掴んで投げて倒した。
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