逆落としとは? わかりやすく解説

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さか‐おとし【逆落(と)し】

読み方:さかおとし

さかさまに落とすこと。「—に落とす」

絶壁のような急な坂道また、そこを一気駆け下りること。「鵯越(ひよどりごえ)の—」


逆落とし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 15:38 UTC 版)

一ノ谷の戦い」の記事における「逆落とし」の解説

精兵70騎を率いて一ノ谷の裏手の断崖絶壁の上立った義経戦機見て坂を駆け下る決断をする。 『平家物語』によれば義経は馬2頭を落として、1頭は足を挫いて倒れるが、もう1頭は無事に駆け下った義経は「心して下れば馬を損なことはない。皆の者駆け下りよ」と言う先陣となって駆け下った坂東武者たちもこれに続いて駆け下る。二町ほど駆け下ると、屏風立ったような険し岩場となっており、さすがの坂東武者怖気づくが、三浦氏一族佐原義連が「三浦では常日頃、ここよりも険し所を駆け落ちているわ」と言うや、真っ先駆け下った義経らもこれに続く。大力畠山重忠は馬を損ねてはならじと馬を背負って岩場駆け下った。なお『吾妻鏡』によれば畠山重忠は範頼の大手軍に属しており、義経軍勢にはいない。 崖を駆け下った義経らは平氏の陣に突入する予想もしなかった方向から攻撃受けた一ノ谷陣営大混乱となり、義経はそれに乗じて方々に火をかけた。平氏の兵たちは我先に海へ逃げ出した鎌倉幕府編纂『吾妻鏡』では、この戦いについて源九郎義経)は勇士七十余騎を率いて一ノ谷後山鵯越と号す)に到着」「九郎三浦十郎義連(佐原義連)ら勇士率いて鵯越(この山は猪、鹿、兎、の外は通れ険阻である)において攻防の間に、(平氏は)商量失い敗走或いは一ノ谷の舘を馬で出よう策し或いは船で四国の地へ向かおうとした」とあり、義経70騎を率い険阻な一の谷背後鵯越)から攻撃仕掛けたことが分る。これが逆落し意味する解釈されている。 九条兼実日記玉葉』では搦手義経丹波城(三草山)を落とし次いで一ノ谷落とした大手の範頼は浜より福原寄せた多田行綱山側から攻めて山の手(夢野口)を落とした。と戦況書き残している。ここでは義経一ノ谷攻め落としたことは記しているが、逆落し奇襲をかけたとは書いていない。 なお本項目の経過解説画像では、逆落しの場所を現在この合戦説明の際に主流になっている一ノ谷の裏手鉄拐山とする説(一ノ谷説)を採っているが、『平家物語』上記『吾妻鏡』では義経戦った場所は鵯越一ノ谷から東方8キロとなっており鵯越説も根強く、またそもそも逆落し自体『平家物語』創作した虚構であるという見方も有力である(後述)。

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逆落とし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 02:57 UTC 版)

ビフ・ビューシック」の記事における「逆落とし」の解説

スタンディング・スリーパーホールドの状態から後方回転して首を絞めながら払い腰要領マット叩きつける技。投げた後、そのままスリーパーホールドをかけ続けてギブアップを奪う場合が多い。

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逆落とし(さかおとし)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 16:41 UTC 版)

境界線上のホライゾン」の記事における「逆落とし(さかおとし)」の解説

落下するように加速する術式使用者福島・正則慣性模倣するため初速遅く、だが加速時制御しやすい

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逆落とし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 15:03 UTC 版)

鈴木みのる」の記事における「逆落とし」の解説

スタンディング・スリーパーホールドの状態から後方クルっと首を絞めながら払い腰体勢マット叩きつけるコンパクトながらも危険な投げ技投げた後、そのままスリーパーホールドをかけ続けてギブアップを奪う場合が多い。たまに投げたフォールにいくこともある。稀に断崖式使用される

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