超人墓場の各所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 07:57 UTC 版)
内部の至る所にリングが存在しており、木製ポストと蔓のロープでできたリングが多い。 聖なる完璧の山(モン=サン=パルフェ) 超人墓場の別名。スカンジナビア半島と北極海の中間に浮かぶ人間界未踏の孤島に建設された城。そこへと通じる完璧超人以外には開かない道「天への歩道(ロード・トゥ・ヘヴン)」を渡った先にある。完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)たちは何万年もここに籠もり、世界を監視している。島の周辺は常に濃霧に覆われており、レーダーや偵察衛星でもその存在を感知することは不可能。外界の超人たちの間ではそこへ行けばどんな超人も強くなれるという噂があり、超人たちはその島から発せられる凄まじい磁場に引き寄せられ、最強の超人となるため極寒の海を泳ぐ者が後を絶たないが、完璧超人以外の者は灼熱の炎によって全て焼き尽くされる。 黄泉比良坂(よもつひらさか) 「裁きの門」と呼ばれる“聖なる完璧の山”正門から、超人墓場への間を繋ぐ通路。ここの番人は完璧超人始祖“完璧・参式”(パーフェクト・サード)ミラージュマンであり、神代から何万年も超人墓場に出入りする者の審査を務めている。また、正門闘技場の奥にある扉は超人墓場への入り口になっているが、この先はミラージュマンが作り出した幻影空間が構築されており、これに気付かない者は一生さまよい続けて真の超人墓場に辿り着くことは無い。この幻覚は主の絶命後も維持され続けるが耐久性は消滅する。 禁断の石臼(モルティエ・デ・ピレ) 死んだ超人たちが送られる地下労働広場にある、この世で唯一無二と言われる超人パワーの人工生成装置。これを時計回りに回すことで死亡超人たちは自分たちが生き返るためのパワーを自分たちで作っている。そのため、この装置が止まったら誰も生き返ることはできなくなる。現在のサグラダ・ファミリアの地下にオリジナルのアポロン・ウィンドウ即ちマグネット・パワーが存在しており、サイコマンが研究を行い、装置を完成させた。この装置の完成が、超人墓場建設のきっかけとなった。 この地で働く大勢の墓守鬼の管理および、“禁断の石臼”の守護を任されているのは超人墓場の最高監察官である"完璧・肆式"(パーフェクト・フォース)アビスマン。 「完璧超人始祖編」では、悪魔将軍が禁断の石臼を反時計回りに回し続けた結果、禁断の石臼は崩壊し、超人墓場と地上の現世が直結して完璧超人ではない悪魔六騎士も生きたまま進入可能になった。 始祖の門(オリジンゲート) 超人墓場の地下闘技場を囲むようにしてできた10ある門。各扉の奥には完璧超人始祖ひとりずつの部屋が存在する。門の前に設置された金網リングで悪魔六騎士ジャンクマンと"完璧・伍式"(パーフェクト・フィフス)ペインマンの死闘が行われた。「壱」と「弐」の扉は施錠されており、「陸」から「拾」までの5つの部屋にジャンクマン以外の悪魔六騎士が侵入したが、それぞれの部屋は完璧超人始祖によって異次元に繋がれていた。 閻魔の部屋(えんまのへや) 禁断の石臼がある場所のさらに下層にある超人閻魔の部屋。祭壇には、完璧超人始祖がそれぞれ所持する「絶対の神器」と呼ばれる始祖のダンベルを捧げるための文字盤が存在する。
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